民族時報 第1139号(08.07.01)


【資料@】

    民族統一大会共同決議文(全文)

 今日、わが民族は、自主平和、統一繁栄の新しい時代を切り開く過程で、歴史的な六・一五共同宣言発表八周年を迎えている。

 六・一五共同宣言が発表されることで、祖国統一運動は明確な目標を持って、民族の意思と要求にそって前進できるようになり、全民族が和解し協力し、統一へと進む歴史の新しい時代が切り開かれるようになった。特に、昨年の十・四宣言の採択は、自主統一時代の前進を一層力強く推し進め、祖国統一運動を新たな高い段階へと発展させた民族史的なできごとだった。

 しかし今、自主統一に向かう民族の前には、実に大きな障害がつくられている。大勢の流れに逆行する不信と反目、対決の障壁が築かれている。われわれは、全民族の変わらぬ志向と意思にしたがって反六・一五の逆風を押し返し、民族の和合と統一の道を先頭に立って切り開いていくという、強い意志を集め、以下のとおり決議する。

 一.六・一五共同宣言を民族共同の統一大綱として、変わることなく高く掲げていくだろう

 六・一五共同宣言は、さる八年間、民族の祖国統一運動を力強く推し進めてきた自主統一の歴史的里程標だ。

 われわれは情勢が変わり、環境が変化しても、六・一五共同宣言と実践綱領である十・四宣言を最後まで固守し、その基本精神である、「わが民族同士」力を合わせて民族の平和と統一を成し遂げていく。

 われわれは、民族共同の要求と利益を最優先し、事大主義と外勢依存を徹底して排撃する。

 われわれは、すでに内外に宣言したとおり、共同宣言が発表された六月十五日を、民族共同の記念日に制定するための多様な活動を積極的に展開していく。

 二.民族の和解と統一を阻む、あらゆる対決と分裂策動を断固阻止するだろう。

 南と北が和解し団結していこうというのが、六・一五共同宣言と十・四宣言の精神だ。われわれは、民族の志向と要求に背を向け、六・一五共同宣言と十・四宣言に反して、同族の間に不信と対決を求めるどのような主張と行為にも反対し排撃するだろう。

 これとともに、民族の和合と統一に抵触する法的、制度的障害を除去するため、積極的に努力する。

 われわれは、冒険的な武力増強と戦争策動に反対し、この地の強固な平和と民族の安全を守るための反戦平和運動を、これからも先頭にたって展開していく。

 三.わが民族に対する外勢の挑戦と干渉を克服し、民族の尊厳と利益、自主権を固守するための全民族的な運動をたゆまず繰り広げていくだろう。

 民族の尊厳と自主権を守るため、各界各層が大衆的な闘争を展開することは、きわめて正当で義のあることだ。

 われわれは、民族問題、統一問題に対して外勢の不当な圧力と干渉を排撃し、自主的な尊厳と権利を守るため、先頭で努力していく。

 われわれは、外勢が歴史的にわが民族にもたらしたあらゆる精神的、物質的被害と犯罪行為を暴露し、謝罪を勝ち取るため、全民族的、国際的連帯活動を積極的に展開する。

 特に、われわれは、日本当局の在日同胞に対する過酷な政治的迫害と弾圧蛮行、独島強奪企図と歴史わい曲策動を絶対に容認してはならない。

 四.六・一五共同宣言と十・四宣言を支持し、それの履行のため、内外の各界の政党、団体、人士らとの連帯と団結を強化するだろう。

 統一愛国力量の大団結を実現することは、つくりだされた情勢の切迫した要求であり、全民族の叫びだ。われわれは、階級と階層、地域と所属、主義主張の差異を超えて、民族的大業を優先して固くひとつに団結する。

 われわれは、六・一五共同宣言と十・四宣言を支持し、祖国の平和と統一を願う国内外の各階層、政党、団体との連帯と共同行動を活発に展開していく。

 五.六・一五民族共同委員会を拡大強化し、その役割をより高めていくだろう。

 六・一五民族共同委員会は、南と北、海外の各党、各派、各界各層を最も幅広く網羅した、全民族的な統一運動の連帯組織であり、祖国統一運動の強力な推進力だ。

 六・一五民族共同委員会の各地域委員会間の連帯運動をより積極化し、階層別、部門別、地域別団体間の多方面の接触と統一への会合を通して、引き続き隊列を広げ、南、北、海外の部門別連帯組織を拡大していく。

 六・一五民族共同委員会に対する全民族的な支持と関心を高めるための、多様な統一愛国運動を積極的に展開し、各階層の大衆のなかに入っていき、ともに呼吸し活動し、全民族を六・一五共同宣言と十・四宣言の実践へと積極的に導いていく。

 全民族がわれわれを見守っている。

 われわれすべてが、祖国統一に対する確固とした信念と楽観をもち、再度、六・一五の熱風を力強く呼び起こし、自主統一と平和繁栄の新しい時代を力強く迎えよう!

 

 六・一五共同宣言と十・四宣言履行のための民族大会

 二〇〇八年六月十五日

 金剛山


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