民族時報 第1139号(08.07.01)


【記事2】政府が輸入告示を強行/5日、百万人集会へ

    BSE問題 連日、大規模抗議デモ

 韓国政府は六月二十六日、「農林水産食品部告示第二〇〇八−十五号」を含む官報を公布し、三十か月未満の米国産牛肉を輸入するという内容の輸入衛生条件を告示した。

 牛海綿状脳症(BSE)の危険がある米国産牛肉の全面輸入開放に端を発して五月二日からキャンドルデモが続き、李明博大統領への支持率が一〇%台へと急落するなかでの告示に対し、国民はいっせいに反発を強めている。

 告示を前にした二十五日、官報公布方針に反対する市民らが、ソウルの景福宮駅前で座り込みを行った。これに対し警察は、座り込みをしていた民主労働党の李正姫議員らを連行するなど、強硬な弾圧姿勢で対応した。

 またこの日のキャンドル文化祭に参加した市民らが、夜を徹してデモや座り込みなどを行い、警察と衝突、およそ百二十人が連行された。

 告示が強行された二十六日には、五万人の市民がキャンドル文化祭に参加、政府の告示と警察の強硬弾圧を厳しく批判して市民らが青瓦台(大統領府)に向けて行進、警察と激しく衝突するなど、二日連続で夜を徹した激しいデモが繰り広げられた。市民と警察は明け方まで衝突を繰り返していたが、二十七日朝、警察が最初に撤収を始めた。

 BSE国民対策会議は、二十八日と七月二日、五日を集中キャンドル文化祭の日とし「七月五日は百万国民がキャンドルを掲げ、李明博政権の反民主的行為を審判する」と明らかにした。

 

 


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