【記事6】「慰安婦」問題誠実に
宝塚市議会、政府に請願
兵庫県宝塚市市議会は三月二十五日、「日本軍『慰安婦』問題に対して、政府の誠実な対応を求める請願」を在籍議員二十五人中、議長を除く二十四人の賛成で趣旨採択し、翌二十六日に、請願に基づく意見書を市議会の全会一致で採択した。この問題で地方議会が日本政府に「誠実な対応」を求める意見書を提出したのは初めて。
意見書は、日本政府が一九九三年の河野洋平官房長官談話に基づいて真相を究明すること、被害者らの尊厳回復のために誠実な対応をとるよう求めている。
今回の意見書は、「請願を実現する会」が今年二月、市議会に約千人分の署名とともに提出した請願が土台となった。
今月二日、元「慰安婦」のハルモニらも参加して、韓国ソウルの駐韓日本大使館前で開かれた第八百七回日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモで発表された声明は、「世界各国で日本政府の謝罪を促す決議案の採択に力を合わせており、このような努力の結実として去る三月二十五日、日本の宝塚市議会が問題解決の意見書を提出した」と、宝塚市議会の請願を高く評価し、日本政府への誠実な対応を求めた。