民族時報 第1134号(08.04.15)


【記事1】犠牲者慰霊・精神の継承 4・3遺跡地を巡礼

    韓統連代表団 済州島追悼行事に参加

 済州島四・三民衆抗争六十周年を迎える済州道では、三日を中心に官民あげてさまざまな記念行事が行われた。韓統連(金政夫議長)は李鐵・大阪本部代表委員を団長とする韓統連、韓青メンバー十人からなる代表団を、二日から四日までの日程で済州島に派遣した。代表団は中心行事である慰霊祭と前夜祭への参加をはじめ、四・三平和公園内の慰霊祭壇の参拝、四・三平和記念館の見学や民衆抗争と虐殺地の遺跡地巡礼などを精力的に行った。

 三日、済州市の四・三平和公園で行われた「第六十周年済州四・三事件犠牲者慰霊祭」(同慰霊祭実行委員会主催)には犠牲者の遺族と韓昇洙首相、金泰煥・済州道知事、梁デソン済州道議会議長、与野党執行部と各界人士ら約一万人が参加した。日本から済州島四・三事件六十周年事業実行委員会の代表団らが参加した。慰霊祭で韓首相は追悼辞を通じて犠牲者に哀悼の意を表し、遺族と道民に慰労の言葉を送り、「政府は四・三事件の真実を歴史の教訓としていくのに誠意をつくし、記念事業と遺族への福祉事業などを積極的に支援する」と述べた。金ドゥヨン・遺族会会長はあいさつを通じて、「極右保守勢力団体は四・三のわい曲を中断し、和解の場にきてわれわれと握手をすべきだ。もしこれ以上、四・三をわい曲するなら、断固とした措置をとることを四・三遺族一万人は警告する」と強いメッセージを発した。その後参加者は献花、焼香し犠牲者を慰霊した。

 二日には道庁前で「六十年の記憶、六十年の希望、真実の魯をこぎ平和の海へ――四・三六十周年記念前夜祭」(済州四・三 六十周年記念事業推進委員会主催)が盛大に開かれ、「二〇〇八済州平和宣言」が朗読され、日本からの出演者も含めた多彩な文化・芸術公演が繰り広げられた。

 韓統連代表団は滞在中、集団虐殺の現場である北村里の国民学校と児童墓地など約十か所の遺跡地を巡礼し、歴史の真実を学び犠牲者を慰霊するとともに、済州島四・三民衆抗争の精神を継承していくことを誓った。


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