民族時報 第1132号(08.03.15)


【トップ記事】金政夫議長記念講演「4・3精神の継承を」

    韓統連大阪本部が活動者会議

 韓統連大阪本部は一日、大阪市内で「活動者会議」を開催し、「四・三から六・一五へ」との今年の運動基調を再確認し、四月六日に予定されている「済州島四・三民衆抗争六十周年の集い」をはじめ、さまざまな活動に大阪本部が先頭にたって推進していく決意をともにした。活動者会議には金政夫議長が参加して「今なぜ、済州四・三なのか」と題する記念講演を行った。会員と韓青大阪府本部、民主女性会のメンバーらは熱心に講演を聞き、活動総括と方針を活発に討論した。

 李鐵代表委員は開会あいさつで、「済州四・三抗争六十周年を迎えた意義深い年に、活発な運動が推進されるよう議論をつくしてほしい」と述べた。

続いて金議長が記念講演を行った。金議長は、「民族時報」第一一三一号に掲載した作家の金石範氏のインタビューに触れながら、金氏をはじめ多くの在日同胞が「済州島四・三」の真相究明、被害者の名誉回復に貢献してきた意義を強調し、高く評価した。そのうえで金議長は、いまだに「済州四・三」の歴史的評価が定まっていないことを指摘した。金議長は、「五・一八光州事件が民主化運動と公式に評価されたことと比較してみても、済州四・三は、犠牲者に対する謝罪はなされたが、『四・三事件』闘いそのものに対する歴史的評価はなされていない」と述べ、「われわれが運動によって済州島四・三民衆抗争の意義を明らかにし、その評価を確立させよう」と訴えた。金議長は「韓統連は四・三抗争が、分断に総力を挙げて反対し、祖国の真の解放、自主独立を求めた闘いだった事実を広く訴え、四・三精神を継承し、六・一五共同宣言に基づく南北海外同胞の自主統一運動を力強く推進していく。そのためにも四・三民衆抗争六十周年事業を成功させよう」と強く訴えた。

 記念講演に続いて〇七年度活動総括案と〇八年度事業計画案が提案され、活発な討論が行われた。討論を通して、昨年史上最高の参加者で大成功を収めた統一マダン生野を今年も六月一日に開催することをはじめ、日本で開かれた在外同胞NGO大会などを通じて確固としてきた連帯関係をさらに強め、四・三民衆抗争六十周年事業、各種事業の成功に向けて全力でとりくむことを確認した。

 金隆司副代表委員は閉会あいさつで「韓統連、韓青、女性会が力をあわせて大きな成果を収められるよう奮闘しよう!」と訴え、閉会した。


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