民族時報 第1130号(08.02.15)


【パンフレット紹介】

    入居差別、日朝正常化の格好の入門・実用書

 『ペット、外国人はお断り!?―入居差別は憲法違反』(尼崎入居差別訴訟を支える会)は、前韓青中央本部組織部長(韓青兵庫県本部委員長)の李俊煕氏と朴絢子氏が受けた入居差別に対する訴訟および、入居差別をなくすための闘いの記録だ。両氏の「尼崎入居差別訴訟」は、「国籍を理由とする入居差別は日本国憲法第十四条(法の下の平等、反差別条項)に違反する」との画期的な判決をかちとった。一方で、判決は、仲介業者の責任を認めず、また家主の入居拒否の理由を、李氏らがネコを飼おうとしたためだとして、国籍差別を副次的な理由だとした。本パンフレットは、こうした成果と今後の課題を、マンガと図解などでわりやすく整理している。


 また、パンフレットを裏返すと『入居差別Q&A―これから部屋を借りたい人へのガイドブック』という第二の表紙があらわれる。差別を許さないという志操は堅固、さらにアイディア満載の実用的かつざん新なパンフレットである(B五版、四十ページ、定価五百円。申し込み先 ファックス〇六―六四一三―五六一八)。


 『日朝ピョンヤン宣言5周年記念のつどい報告集―今こそ手をつなごう!平和と繁栄の新時代に向けて』(日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪)は、政治学者の武者小路公秀氏、女性運動家の清水澄子氏の基調発言と、韓国問題研究所の康宗憲氏の司会によるてい談が収録されている。三氏はそれぞれ、ピョンヤン宣言に基づく対話と交渉を、互いの立場を尊重しながら粘り強く進めていくこと。対話と制裁は両立しないこと。それを下支えする民衆次元の相互交流の重要性を、説得力をもって展開している。また、大阪朝鮮高校グラウンド問題に関するアピール、制裁解除―人道支援の要請など、関係文献の参考資料も充実している(A五版、六十ページ、定価三百円。申し込み先 ファックス〇六―六三五七―八五九〇)。


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