【短信】
おもな出来事
統一政策で声明発表
6・15共同宣言実践海外側委員会は4日、「李明博大統領当選者に自主的で積極的な統一政策を促す」との声明を発表した。声明は、統一部を廃止すべきでないとし、「李明博当選者は統一問題に対する認識を正しく持って、10・4宣言の履行に最大の誠意を示すべきだ」と要求した。
南大門が放火で消失
ソウル中心部に位置し、韓国の国宝第1号として市民に親しまれてきた南大門(正式名・崇礼門)の木造の楼閣部分から10日夜、出火、炎上し、石造りの土台の上に建つ楼閣の2階部分が完全に崩壊、1階部分も激しく損壊した。11日に逮捕された放火容疑者は犯行を認めている。李次期大統領は12日、南大門の復元に国民の寄付を呼びかけた。これに対して、「国家予算で修復すべき」「文化財の保存と管理、復元は政府の基本的な任務」として世論が強く反発している。ずさんな国家の管理による人災の責任を、国民に転嫁すべきではないというものだ。
「水曜集会」800回
韓国の元日本軍「慰安婦」のハルモニ(おばあさん)らがソウルの日本大使館前で続けてきた「水曜集会」が13日、800回を迎えた。参加者らは、「16年間、800回続けてきた女性の力は、日本軍『慰安婦』問題が解決されるまで続く」と決意を明らかにした。「水曜集会」は1991年1月から、毎週水曜日に行われてきた。この間、243人の被害者のうち、126人が解決を見ないまま亡くなった。集会参加者らは、日本政府が公式謝罪し、賠償を行うように要求し、米国、カナダなどの日本政府非難決議を受け入れ、法的責任をとるよう求めた。
米国要人ら多数訪朝
ペリー元国防長官が今月末に訪朝する。ペリー氏の訪朝には、グレッグ元駐韓米大使らが同行する。25日の李明博・新大統領の就任式典に出席後、陸路で訪朝し、26日のニューヨークフィルのピョンヤン公演を鑑賞する。北朝鮮当局者との会談の可能性も探っている。ペリー氏は国防長官在任中の94年、朝鮮半島核危機に対処。退任後には北朝鮮政策調整官としてクリントン政権の政策の見直しに当たった。一方、米共和党のルーガー上院議員(前外交委員長)のルース補佐官やロスアラモス研究所のヘッカー元所長らが現在、個別に訪朝しており、16日まで滞在するとみられる。また、朝米関係筋によると米上院軍事委員会のレビン委員長の議会スタッフが3月に訪朝する予定。スタンフォード大学のルイス名誉教授も訪朝を計画している。