【トップ記事】韓統連新年会、盛況りに開催/金政夫議長「団結と連帯強めよう」
平和と統一へ前進誓う
朝米関係の急速な改善によって朝鮮半島情勢の大転換が展望される今年、分断に反対し自主独立と統一を求めた「済州四・三民衆抗争」の精神を引継ぎ、六・一五共同宣言を実践して在日同胞社会の和合を実現していくことを明らかにしている在日韓国民主統一連合(韓統連・金政夫議長)は一月十二日、都内千代田区の学士会館で「二〇〇八年韓統連新年会」を開いた。新年会には同幹部や会員、韓青、民主女性会、学生協のメンバーのほか、民団と総連所属の在日同胞らが多数参加した。また韓国から林鍾仁・国会議員、社民党の福島みずほ党首、民主党の岩国哲人衆議院議員(国際局長)をはじめ、日本の政党、学者、労組、市民団体の代表ら約二百五十人が出席し、なごやかに歓談するとともに、団結と連帯を強めて平和と統一のために前進する決意を新たにした。
韓青盟員による民族楽器のオープニングに続いて、金政夫議長が新年あいさつに立った。金議長は昨年末の韓国大統領選挙の結果について「自主的な対外政策と庶民生活の安定を公約した盧武鉉政権が、それを実行できなかったことに国民が厳しい審判を下したものだ」と明らかにした。金議長は、「生きられない、替えてみようとの切実な国民の心情が、経済界出身の李明博候補への期待となった」と指摘し、「今回の選挙結果は『進歩』から『保守』への回帰ではなく、朝鮮半島の平和、南北関係の安定と発展を大前提に、公正な分配と格差の是正、働く場所の確保と生活の安定を求めたものだ」と明らかにした。金議長はまた、「南北海外同胞の自主と統一を求める闘いによって朝米関係が変化した。それによって生じた日米間の対北政策の矛盾のなかで、強硬一辺倒の安倍首相が辞任に追い込まれた」と述べ、「安倍政権は退陣したが、その政権を生み出し支え、北朝鮮を敵視する排外的な『国民世論』は、まだ消え去っておらず残存している」と指摘、こうした日本社会の土壌を変化させるため、在日同胞の立場で運動を展開し、「在日同胞社会の和合、南北海外同胞の団結した闘い、韓日連帯運動に一層拍車をかけ、朝鮮半島の緊張緩和と日本社会の進歩をもたらそう」と訴えた。
続いて、郭東儀常任顧問が「政権は代わっても、時代は変わっていない。統一へと向かう六・一五時代は、ますます多くの人々に希望を与え、発展していく」と述べ、大きな拍手を受けた。会では、林鍾仁議員、社民党の福島党首、祖国平和統一協会の李漢洙会長が祝辞を述べた。
民主女性会の金知栄会長のあいさつに続いて、韓青の文世賢委員長が地方本部の委員長らと決意表明に立ち、「二つの南北共同宣言を実践するため、韓青も六・一五ソウル統一行事と北京五輪の合同応援団に参加していきたい」と述べ、統一の歌を律動をつけて力強く合唱した。
姜春根副議長は閉会あいさつで「韓統連は統一にすべてを捧げた組織だ。三十有余年、順風も逆風もすべての風を受けてひたすら闘ってきた。今年もまい進する」と述べ、団結と連帯を訴えた。