民族時報 第1127号(07.12.15)


【資料】軍事的敵対関係を終息/恒久平和体制の構築を

    10・4宣言履行のための南北国防相会談合意書

 第二回南北国防相会談が二〇〇七年十一月二十七日から二十九日までピョンヤンで行われた。

 会談で双方は、歴史的な首脳会談で採択された「南北関係の発展と平和繁栄のための宣言」の履行のための軍事的対策を討議して次のように合意した。

 一、双方は軍事的敵対関係を終息させて、緊張緩和と平和を保障するための実際的な措置をとることにした。

 @双方は敵対感を生む行動をせず、南北間で提起されるすべての軍事的関係についての問題を相互協力して、平和的に処理することにした。

 A双方は二〇〇四年六月四日の合意をはじめ、すでに採択された南北間の軍事的合意を徹底的に順守していくことにした。

 B双方は地上・海上・空中で、一切の軍事的敵対行為をしないことにした。

 C双方は衝突を誘発させないよう、制度的装置を修正・補完しながら、偶発的衝突が発生した場合には、即時的な中止対策をとった後、対話と交渉を通じて解決することにした。

 このために双方の間ですでにつくられた通信連絡体系を現代化し、交渉通路を積極的に活用・拡大していくことにした。

 二、双方は戦争に反対して不可侵義務を確固として順守するための軍事的措置をとることにした。

 @双方はこれまで管轄してきた不可侵境界線と区域を徹底的に順守することにした。

 A双方は海上不可侵境界線問題と軍事的信頼構築措置を、南北軍事共同委員会を構成・運営して協議・解決していくことにした。

 B双方は武力不使用と紛争の平和的解決の原則を再確認し、このための実践的対策をつくることにした。

 三、双方は西海上で衝突を防止して平和を保障するための実際的な対策をとることにした。

 @双方は西海上での軍事的緊張を緩和し、衝突を防止するために共同漁労区域と平和水域を設定することが切実だということに認識を同じくし、この問題を南北将軍級軍事会談で早期に協議・解決することにした。

 A双方は漢江河口と臨津江河口水域に共同建設資材採取区域を設定することにした。

 B双方は西海上での衝突防止のための軍事的信頼保障措置を南北軍事共同委員会で協議・解決することにした。

 四、双方は現在の休戦体制を終息させて恒久的な平和体制を構築していくため、軍事的に相互協力することにした。

 @双方は終戦を宣言して平和体制を構築していくことが民族の志向と要求だということに認識を同じくした。

 A双方は終戦を宣言するための条件をつくるために必要な軍事的協力を推進していくことにした。

 B双方は戦争時期の遺体発掘問題が軍事的信頼醸成および戦争終息と関連した問題であることにだということに理解を同じくし、推進対策を協議・解決していくことにした。

 五、双方は南北交流協力事業を軍事的に保障するための措置などをとることにした。

 @双方は民族の共同繁栄と軍事的緊張緩和に役に立つ交流協力に対して、即時的な軍事的保障対策を立てることにした。

 A双方は「西海平和協力特別地帯」に対する軍事的保障対策を立てていくことにした。

 双方は西海共同漁労、漢江の共同利用など、交流協力事業に対する軍事的保障対策を別途に南北軍事実務会談で最優先的に協議・解決することにした。

 双方は北側民間船舶の海州港直航を許可し、このために航路帯設定と通航手続きを含む軍事的保障措置をとっていくことにした。

 B双方は開城・金剛山地域の協力事業が活性化するよう、二〇〇七年十二月十一日から開始されるムンサン―鳳東間の鉄道貨物輸送を、軍事的に保障することに合意し、南北管理区域の通行・通信・通関のための軍事保障合意書を二〇〇七年十二月初めに板門店の統一閣で南北軍事実務会談を開催して、協議・採択することにした。

 C双方は白頭山観光が実現される前までに、直航路の開設と関連した軍事的保障措置を協議・解決することにした。

 六、双方は本合意書の履行のための協議機構を正常に稼動することにした。

 @第三回南北国防相会談は二〇〇八年の適当な時期にソウルで開催することにした。

 A南北軍事共同委員会は構成されしだい、第一回会議を早急に開催することにした。

 七、本合意書は双方の国防部長官が署名して、発効に必要な手順を踏んで、文本を交換した日から効力を発生する。

 @この合意書は必要により双方が合意して、修正・補充することができる。

 Aこの合意書はそれぞれ二部作成され、同じ効力を持つ。

 二〇〇七年十一月二十九日

 大韓民国 国防部長官 金章洙

 朝鮮民主主義人民共和国 国防委員会 人民武力部 朝鮮人民軍副元帥 金鎰


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