【記事1】生存権と反戦平和求め進歩陣営が総結集
汎国民行動に4万人
「韓米FTA阻止、非正規職撤廃、反戦平和、二〇〇七汎国民行動の日」大集会がソウルで開かれた。集会は、韓国進歩連帯や民主労総など、進歩陣営の諸団体で構成する実行委員会が主催した。
警察当局は二日、「汎国民行動の日」集会に対する不許可方針を明らかにし、集会当日は、地方から上京する集会参加者を阻むため、ソウルに入る道路の料金所やインターチェンジなどに警察を配置、全面封鎖に乗り出した。ソウルに上京できない参加者らは、地方でろう城や集会など、各種抗議行動を行った。また、民主労働党の権永吉大統領選候補をはじめ、同党の国会議員、最高委員、選挙対策本部長など約五十人が十日から、大会不許可に抗議して市庁前で座り込みを行った。
警察はソウル市内に警察車両を配置して源泉封鎖を行ったが、労働者、農民、青年学生、市民らは警察車両を乗り越えたり、警察と対峙、衝突しながら、約四万人の参加者が結集した。
「汎国民行動の日」本大会に先駆けて、労働者大会や農民大会、青年大会、女性大会など、各部門別の大会が行われた。
本大会では、「国民へのアピール」が朗読されたのち、呉宗烈・韓国進歩連帯共同代表があいさつし「労働者、農民、貧民、女性、青年学生、五百万自営業者とともに、自主的民主政府樹立にまい進することを宣布する」とし、「十二月十九日の大統領選挙で勝利し、民衆主体の社会をつくろう」と訴えた。
本大会終了後、参加者らは警察の阻止線を突破し、青瓦台と駐韓米大使館に向かってキャンドル集会を進行。最後に「非正規職撤廃」「国家保安法撤廃」の文言が書かれた星条旗を燃やして、「汎国民行動の日」を締めくくった。
「汎国民行動の日」組織委員会によれば、この日の集会で百十人が連行され、六十人以上が負傷した。同委員会は翌十二日に記者会見を開いて、政府の不法な集会禁止・源泉封鎖を糾弾し、十二月一日に「第二回汎国民行動の日」行事を行うことを明らかにした。