【トップ記事】韓統連 朝鮮半島情勢など金政夫議長が講演
「冷戦が根本的に終結」
韓統連は四日、都内のちよだパークサイドプラザで「朝鮮半島情勢をどう見るか―関東地域講演会」を開き、金政夫議長が「十・四南北共同宣言の意義とわたしたちの課題」と題して講演した。金議長は、十・四共同宣言が朝米関係の改善、六者協議の合意履行と深い関連性をもっており、朝鮮半島の冷戦を終わらせ、自主的平和統一の実践的な課題を明らかにした画期的な宣言だと高く評価した。講演会には会員、韓青と民主女性会、学生協など会員団体のメンバーと在日同胞、韓日連帯運動関係者ら多数が参加した。(三面に関連記事)
講演会では冒頭、郭元基副議長が「第二回南北首脳会談と十・四共同宣言は、朝鮮半島の非核化、平和体制の構築、わが民族同士で南北関係を発展させていくなど、統一情勢を根本的に変化させた」とし、「この変化をわれわれの運動でさらに確実にし、進展させなければならない」と開会あいさつした。
続いて渡辺健樹・日韓ネット共同代表が連帯アピールし、十・四共同宣言で朝鮮戦争の終戦宣言に協力すると明らかにしたことを高く評価し、こうした大きな変化をとらえ朝日国交正常化のために奮闘すると述べた。
韓国で放送された首脳会談関連ニュースを編集した映像が上映された後、金議長が講演した。金議長は、韓国のマスコミは首脳会談と共同宣言を高く評価し、公正に報道しているが、日本のマスコミは過小評価と懐疑し、満ちた報道をしており、「日本のマスコミ報道だけを見ていては、正しく情勢をとらえられない」と指摘した。金議長は南北首脳会談と十・四共同宣言は、「朝鮮半島の冷戦体制が根本的に解体していく、急激で大きな始まりを宣言する歴史的な成果をあげた」とし、「南北関係を六・一五共同宣言に基づいて、より統一志向的で実践的な方向へと進展させることを明らかにした画期的な会談であり、宣言だった」と評価した。
金議長はそのうえで、「在日同胞も第二回南北首脳会談でいっそう大きくなった統一の流れに合流し、在日同胞社会の和合を実現するために、いっそう奮闘することが求められる」とし、「この流れにとって大きな障害となっている、日本政府の誤った朝鮮半島政策を是正させるため、日本の友人との連帯をいっそう強固にして、前進していかなければならない」と強調した。講演後、参加者からの質問を受け活発に討論した。
梁炳龍・東京本部代表委員は閉会あいさつで「七年前の第一回南北首脳会談に続いて、今回の首脳会談の合意に基づいて、在日同胞も統一を実践する、より具体的な活動に参加できるようになった。これは大きな喜びだ。在日同胞社会の和合のため、対人活動、宣伝活動を積極的に行っていく」と述べた。