民族時報 第1123号(07.10.15)


【各界人士の声】南北首脳会談支持・歓迎 韓日各界人士の声

    平和機構に画期的成果

 渡辺健樹(日韓ネット共同代表)

 

 七年前の六・一五共同宣言の基礎のうえに、第二回南北首脳会談が成功し、「南北関係発展と平和繁栄に向けた宣言」が発せられたことは、朝鮮半島の和解と平和、統一のプロセスをさらに前進させるものとして歓迎します。

 とりわけ今回の宣言のなかで、休戦体制を終息させ恒久的平和体制の構築に向け、南北が協力し「直接関連した三か国または四か国の首脳らが朝鮮半島で会い、終戦を宣言する」ことを呼びかけたことは画期的だと思います。

 「撃ち方やめ」に過ぎない休戦=準戦時状態が半世紀以上も放置されてきたこと自体異常なことです。米軍の存在と米国の敵視政策がその根源にあります。

 この間、二国間協議をかたくなに拒んできた米ブッシュ政権も朝米直接対話に転じざるをえず、対テロ支援国家指定や対敵国通商法の適用解除問題をはじめとして、朝米関係も一歩いっぽ進展しつつあります。

 いま、朝鮮半島をめぐり和解と平和のプロセスに向かうのか、緊張を持続させるのかという世界史的な二つの道が問われています。

 対北朝鮮強硬政策をとり続け、朝鮮半島の緊張を持続させることで憲法九条改悪などの中央突破を図ろうとしてきた安倍政権が、ぶざまな終えんを迎えたことはけっして偶然ではありません。わたしたちは、あらためて日本政府に、対北朝鮮制裁と在日コリアンへの人権侵害を即刻中止し、和解と平和、国交正常化のプロセスに立つよう強く求めるものです。


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