【各界人士の声】南北首脳会談支持・歓迎 韓日各界人士の声
内なる植民地主義との闘いへ
永久睦子(日朝国交正常化を求める市民連帯・大阪共同代表)
盧武鉉大統領が軍事境界線を徒歩で越えて、ピョンヤン入りし、第二回南北首脳会談に臨まれたというニュースを、感動と隔世の感をもって聞きました。民主化と統一を求める韓国民衆の命がけの闘いと、世界最強の「ならずもの」米国と対等にわたりあってきた朝鮮の、不退転の闘いが歴史を動かし、いま朝鮮半島をめぐる情勢は劇的に変動しているのだと、実感させられました。
しかし日本は、福田政権になっても「拉致や核には圧力が必要」だとして朝鮮への「制裁措置」の延長を表明、朝鮮半島の非核化に向けて進展する六者協議のなかでも孤立を深めています。わたしたちは大阪の地で、「少なくとも、首相が署名したピョンヤン宣言を履行させること」を結集軸に、「日朝国交正常化を求める市民連帯」を結成し、活動を続けてきました。さまざまな取り組みをとおして、日・朝・韓の民衆連帯はより深くなりました。
けれども、さらにこの運動の裾野を広げようとするとき、どうしてもぶつかるのは日本人の内なる植民地主義です。過去の歴史に向き合いながら、日本人が自らの意識の変革と、主体的な闘いぬきには、この国を変えていけないし、朝鮮の統一を妨げ、平和を脅かし続けることになるでしょう。
心強いのはこの日本にあって、ともに闘う在日の友人の存在であり、心洗われるのは、どんな暴力の前にもひるまない、ウリハッキョ(朝鮮学校)の子どもたちの澄んだ歌声と、毎年統一マダンに出演するオリニ(子ども)の姿です。