民族時報 第1123号(07.10.15)


【声明】

    共同宣言履行の先頭に立とう

 盧武鉉大統領と金正日国防委員長は十月二日から四日まで、歴史的な第二回南北首脳会談を行い、六・一五共同宣言の精神を再確認し、南北関係の発展と朝鮮半島の平和、民族共同の繁栄と統一を実現するための全民族の指針である「南北関係発展と平和繁栄のための宣言」(南北共同宣言)を発表した。

 われわれは六・一五時代をさらに発展させ、祖国統一の新たな局面を開いた第二回南北首脳会談の成功を心から祝福するとともに、「南北共同宣言」を熱烈に支持し、その履行のために全力をつくすことを明らかにする。

 今回の「南北共同宣言」は、六・一五共同宣言の「わが民族同士」の自主統一精神に基づいて南北関係を拡大発展させていくことを再確認した。そのうえで、南北の軍事的敵対関係を終息させ、朝鮮半島で緊張緩和と平和を保障するために緊密に協力することを宣言した。これは南北関係をより高い段階に発展させ、平和と統一の実現に重大な意義をもつものだ。

 そして、朝鮮半島の平和問題の核心である朝鮮戦争の「休戦体制を終息させ、恒久的な平和体制を構築していくべきだということに認識をともにし、これに直接関連した三者または四者首脳が朝鮮半島地域で対面し、終戦を宣言する問題を推進するために協力していく」ことを明らかにしたことは、画期的な成果である。平和の実現に南北が力をあわせ、主導的な役割を果たすことを宣言し、そのための具体的方途が提示された。それは朝鮮半島のみならず、北東アジア地域の平和体制の構築につながり、祖国統一の環境を整備することになる。われわれは、七千万民族の平和統一の願いにしたがって、両首脳が明らかにした平和への構想を全面的に支持し、その実現のためにあらゆる努力を惜しまないだろう。

 「南北共同宣言」はまた、平和を土台に、わが民族が共栄していくための具体的な構想を明示した。「西海平和協力特別地帯」という壮大なプロジェクトは、世界で最も偶発的な軍事衝突が起こりうるこの地域を、逆に平和と経済協力のモデル地域にしようとするもので、わが民族の創造性を内外に誇示したといえるだろう。そのほかにも「わが民族同士」の精神に基づいた具体策が合意されたことは、民族経済の均衡的発展と共利共存の未来が約束されたことを意味する。

 さらに、南北関係を統一指向的に発展させていくために、それぞれ法律的、制度的装置を整備していくことにした。われわれは、人道的な措置さえも阻害している南側の国家保安法を、今回の宣言の合意にしたがって、一日も早く廃止するよう強く要求する。

 「南北共同宣言」で両首脳は、歴史上初めて、海外同胞の権利と利益のための協力を強化していくと明らかにした。これは海外同胞と在日同胞にとって、きわめて大きな意義があり、歴史的な壮挙である。在日同胞の権益は、「わが民族同士」で和合し、力を合わせなければ伸張させることはできない。われわれは宣言が示した崇高な民族和合の精神にしたがって、昨年採択された「民団・総連五・一七共同声明」に基づいて、在日同胞社会の和合の促進と、日本政府の朝鮮半島政策の是正のために、よりいっそう奮闘していくだろう。

 二〇〇七年十月四日

 在日韓国民主統一連合

 在日韓国青年同盟

 在日韓国民主女性会


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