民族時報 第1121号(07.09.15)


【記事5】

    関東大震災殉難者同胞追悼式を挙行

 関東大震災八十四周年の韓国・朝鮮人殉難者追悼式が一日、当時朝鮮人虐殺の現場となった都内墨田区の荒川河川敷木根川橋たもとで行われた。主催は「グループほうせんか」と「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」で、地域の朝鮮学校生徒や在日同胞、日本の市民らが多数参加した。

 追悼式では、同会の矢野恭子代表が主催者あいさつし、追悼式の経緯を語った後、賛同人の地元の住職や僧侶、牧師らがあいさつした。参加者らは、李松子さん(ソプラノ歌手)が「アリラン」や「鳳仙花」を歌うなか、むくげの花壇の前に設けられた料理や果物、花などを供えた仮の墓標に献花した。

 主催団体らは、これまでに遺骨の発掘調査や証言者からの聞き取り調査などを行い、事件を風化させないために、墨田区議会に追悼碑建立の陳情を行ってきたが不採択となった。また、河川敷に植栽してきた追悼のむくげは、区内の公園への植樹も要望したが認められず、二〇一〇年までに撤去しなければならない状態だ。現在は、私有地の取得と建碑を検討しており、広く支援を訴えている。


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