【トップ記事】民族の和解、平和と反差別で/韓国・光州のマダン劇団シンミョンが迫力の公演
統一マダン東京に1000人
朝米関係の改善と六者協議の合意の履行にともなって、朝鮮半島の情勢が平和へと大きく動きだしているなかで、六・一五共同宣言発表七周年を記念し、「朝鮮半島の統一、民族の和解、平和なアジア、差別のない社会へ」をスローガンに七月二十八日、第十四回統一マダン東京が都内荒川区の旧真土小学校で開かれた。会場には地域同胞や日本の市民ら約千人が参加した。主催は韓統連東京本部、韓青東京本部、在日韓国民主女性会、部落解放同盟荒川支部、東京水道労組などで構成する実行委員会。また、荒川区、荒川区国際交流協会、(財)荒川区地域振興公社(ACC)、六・一五共同宣言実践日本地域委員会が後援した。
開会宣言の後、韓青関東地協と学生協のメンバー、韓国・光州から参加したマダン劇団シンミョンのメンバーらが民族楽器を演奏しながら入場すると、会場は一気に祝祭ムードが高まった。実行委員会を代表して梁炳龍・韓統連東京本部代表委員があいさつし、「鉄道の試運転、ピョンヤンで開かれた六・一五民族統一大祝典の成功などによって、南北は和解と統一に向けて着実に前進している」とし、「朝米関係も対話が進展し、朝鮮半島の平和体制の構築は目前にせまった」と明らかにした。そのうえで梁代表委員は、問題は朝日関係だと指摘し、「日本政府の強硬姿勢によって、対話が進展しないどころか、険悪になっている。対決ではなく対話を、圧力ではなく交渉で問題を解決すべきだ」と強調した。
舞台では、東京朝鮮第一初中級学校の生徒らによる民族舞踊が披露されたほか、日本国際テコンドー協会荒川道場のテコンドー演武、金美福舞踊研究所の韓国伝統舞踊、韓国民衆歌謡ノレの会の闘争歌など多彩な演目が発表された。また、韓青東京と学生協が朝日交渉の早期再開を訴えるマダン劇を発表し、会場から盛んな拍手を浴びた。
会場には、生ビールやマッコルリ(朝鮮のにごり酒)やチヂミ、きゅうりのキムチなどの韓国料理、タイ風さつま揚げや春雨サラダ、クルド料理やゴーヤチャンプルに泡盛など、国際色豊かな出店が立ち並び、楽しい雰囲気のなか宝くじ大抽選大会なども行われた。また、韓国進歩連帯(準)をはじめ、国内から送られてきた横幕が飾られ、会場の雰囲気を高めていた。
メインはシンミョンの民族打楽器の演奏と踊り。会場の真ん中でメンバーらが躍動的で変幻自在のリズムを刻みながら、縦横無尽に舞い踊ると、参加者らは拍手と歓声で呼応し、熱気は最高潮に達した。部落解放同盟東京都連合会の藤本忠義副委員長の閉会あいさつに続いて、韓青、学生協、シンミョンのメンバーらが楽器を打ち鳴らして韓国民謡や闘争歌でセッションを行い、会場に集まった人たちと群舞を踊った。最後に、「われらの願いは統一」を合唱した。