民族時報 第1115号(07.06.15)


【記事2】BDA問題が障害

    南北閣僚級会談 実質討議できず

 南北は五月二十九日から一日までソウルで第二十一回南北閣僚級会談を開いた。双方は最終日に開いた締めくくりの全体会談で、「今後の南北関係をわが民族同士の精神に符合するように、より高い段階へと発展させていくべきだ」とし、「南北関係の発展と関連して提起される原則的で、実践的な問題に関して互いの立場を真しに協議した」として、「六・一五共同宣言の基本精神に基づき、朝鮮半島の平和と南北間の和解と協力を増進させるための問題らをさらに研究していくことにした」との共同報道文を発表した。(関連記事三面)

 今回の会談で南側は、六者協議の「初期段階の措置」が遅延していることを理由に、第二十回会談で合意したコメ四十万トンの借款支援について、「国民の理解と共感が得られない」と延期の方針を表明。これに対し北側は、「南北の信頼を構築する上で、合意事項の実施が重要だ」として、話し合いは平行線をたどり、実質的な討議に入れなかった。

 全体会議の終了後、南側首席代表の李在禎・統一部長官は記者会見で「全日程を消化し、共同報道文も採択できたので決裂ではない」と述べた。

 次回日程が決められずに閉会したことに対して、米国がマカオの銀行バンコ・デルタ・アジアで凍結されている北側資金の送金問題を解決しないために、南北関係に悪影響が生じたと指摘されている。


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