民族時報 第1113号(07.05.15)


【記事5】在日への人権侵害で

    民主女性会が定例会

 在日韓国民主女性会(金知栄会長)は四月二十九日、在日本朝鮮人人権協会の金静寅部長を講師に迎え、「在日同胞の現在と未来―在日朝鮮人に対する人権侵害と弾圧の実態をふまえて―」をテーマに定例会を都内文京区男女平等センターで開き、会員らが参加した。

 金氏は二〇〇六年十一月以降の公安警察による朝鮮総聯と在日同胞への強制捜査、不当弾圧の実態について映像資料もまじえて解説し、それらが国際人権規約や日本国憲法にも違反する不当で差別的な過剰捜査であることを指摘した。また、「北の脅威」をかかげながら「特定船舶入港制限法」など有事体制を整備し、戦争のできる国づくりを行う日本の国策と一体となった国家主導の政治弾圧であること、在日同胞をさらに分断し朝鮮半島の統一と在日同胞の和合をはばみ、在日同胞社会の安全と主体性を脅かしていると述べた。

 講演後、参加者らは、「決してひとごとではなく在日同胞全体の問題だ」「多くの人に事実を知ってもらい、不当な強制捜査をやめさせなければ」「朝日国交正常化と祖国の統一を一日も早く実現したい」と活発に討論した。


[HOME] [MENU] [バックナンバー]