民族時報 第1078号(05.11.01)


【記事2】大阪では講演とライブ

    日本軍性奴隷問題で全国9か所同時企画

 民主女性会大阪本部などでつくる実行委員会は十月二十二日、大阪市浪速区の浪速人権センターで「旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画in大阪―過去と向き合い 未来をひらく」を開いた。

 集会は「部落解放・人権研究所反差別部会」会員による「ハルモニにささげる寸劇」が行われた後、実行委員会を代表して吉村亜紀子氏が、「昨年に続き、今年も全国同時企画が全国九か所で行われている」と紹介した。また吉村氏は「今年の教科書検定でわかるように日本は非常に右傾化している」と述べ、「今日の企画を通じて、性暴力、民族差別、植民地支配をともに考える場にしたい」とあいさつした。

 続いて、立命館大学講師の山下英愛氏が「日本軍『慰安婦』問題の十五年をふりかえる―これからの課題は何か」をテーマに講演し、「戦時中の『慰安婦』『慰安所設置』は、性暴力だ」と明らかにし、「現在韓国社会で表面化している『性売買問題』も、戦時中の性暴力と構造、背景は同じ」と指摘し、「我慢するのではなく、はっきりと声に出して問題を訴えかけることが大切だ」と語った。

 最後に「花は土に咲くキャラバン隊」のライブが行われた。

 全国同時企画は東京、神奈川、三重、京都、広島、高知、福岡、沖縄でも行われた。


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