民族時報 第1069号(05.07.01)


【短信】

    おもな出来事

 入居差別第7回公判

 尼崎入居差別訴訟第七回口頭弁論が六月二十一日、神戸地方裁判所尼崎支部で行われ、韓統連兵庫本部、韓青兵庫本部など同訴訟を支える会の会員ら約三十人が傍聴した。今回の口頭弁論では被告の関西住宅から準備書面が提出された。被告側は従来どおり入居差別発言が録音されたテープに対して「信ぴょう性がない、差別を行っていない」との主張を繰り返した。しかし、李俊煕・韓青兵庫県本部委員長ら原告側からの反論により、裁判所側はテープの内容を大筋で認める見解を述べた。次回公判からは原告、被告の尋問が開始される予定で、九月六日午前十時から同支部で行われる。

南北作家大会開催へ

 民族文学作家会議は六月二十七日、六・一五共同宣言で開催に合意した「民族作家大会」(南北作家大会)を、今月二十日から二十五日までピョンヤンで開くことに、北側の朝鮮作家同盟と合意したと発表した。

協力拡大決議案提出

 六・一五民族統一大祝典に南側代表として参加した与野党議員らは六月二十七日、南北の交流、協力拡大を国会が積極支援するとの内容の決議案を国会に提出した。決議案は「国会は今が北朝鮮核問題など朝鮮半島の安保不安を解消し、確固たる平和体制を構築する絶好のチャンスであることに注目し、これを実現するため、超党派で国民の力と知恵を集める先頭に立つ」と明らかにした。決議案には@南北当局間対話の制度化A第二回首脳会談の早期開催B政府次元の対北支援法的装置の構築C離散家族の面会と南北共同漁業など民生関連分野の交渉早期妥結D南北国会会談の早期再開――などを南北政府に積極的に促し支援するとしている。

「靖国問題」を韓日で

 靖国神社参拝問題のドキュメンタリー作品を韓国と日本の市民団体が共同制作し、八月十五日の解放記念日に両国で同時上映することが決まった。民族問題研究所は六月二十四日、太平洋戦争被害補償推進協議会と独立映画製作会社などの日本側市民団体が「二〇〇五韓日共同ドキュメンタリー制作委員会」を構成し、「アンニョン、さようなら」(仮題)を制作中だと発表した。この作品は、父が日本に強制徴用されて靖国神社にまつられた六十代の韓国人と戦争被害者の支援活動を行う四十代の日本人を主人公に、それぞれの視点から「靖国」をみつめる内容。日本では毎年、大阪で開催されている「アジア太平洋地域戦争犠牲者を心に刻む集会」で上映する予定。韓国では光復節にソウルで行われる南北共同行事の一環として上映を検討している。


[HOME] [MENU] [バックナンバー]