民族時報 第1069号(05.07.01)


【記事4】平澤の反基地報告

    反戦平和集会開く

  「日韓条約から四十年―東北アジアの平和と歴史認識を問う集会」が六月十八日、東京・池袋の豊島区民センターで開かれ、在日同胞や日本の市民ら約百八十人が参加した。呼びかけは、日韓ネット、許すな!憲法改悪・市民連絡会、韓統連などでつくる「朝鮮侵略百年、朝鮮解放・分断六十年、日韓条約から四十年を問う二〇〇五年運動」。

 日韓ネットの渡辺健樹共同代表が基調報告した後、琉球大学の高嶋伸欣教授が「歴史認識と教科書問題」をテーマに講演した。高嶋教授は歴史認識について「いま、日本人自身が明治以降の日本をどう総括するのか、アジアの人々は注視している」と述べながら、口先ではなく行動で示すべきだと指摘した。高嶋教授はまた、「つくる会」教科書について侵略戦争・植民地支配の正当化と自国中心主義などの問題点を挙げながら、同教科書を採択させない取り組みを強めようと訴えた。

 集会では、駐韓米軍再配置計画で基地拡張計画が進む韓国・平澤市で反対運動をする申鍾遠さん(米軍基地拡張に反対するペンソン住民対策委員会組織局長)と鄭泰和さん(デチュ里老人会会長)が参加し、拡張計画の実態について報告した。二人は「植民地時代は日本が土地を奪い、今度は米軍が奪おうとしている」と述べ、支援・連帯を訴えた。平澤市ペンソン地区では二百八十五万坪が拡張予定になっている。

 集会に先立って、参加者らは池袋の繁華街をピースパレードした。


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