民族時報 第1069号(05.07.01)


【記事3】

    「つくる会」教科書 子どもに渡さない

  「子どもたちに渡すな!あぶない教科書六・二五大阪集会」が六月二十五日、在日同胞と日本市民ら約二百人が参加して市立中央区民センターで開かれた。主催は韓統連、韓青、民主女性会大阪本部など在日同胞団体と日本の市民団体で構成する同実行委員会。

 集会では上杉聰・日本の戦争責任資料センター事務局長(関西大学講師)が「教科書採択をめぐる情勢報告」をした。上杉事務局長は、「新しい歴史教科書をつくる会」(「つくる会」)が各地の教育委員会に積極的に働きかけて愛媛、熊本、和歌山などで採択される危険性を指摘し、危険地域には全国から声をあげなければならないと報告した。

 「アジアの平和と歴史教育連帯」(教科書運動本部)の安秉佑・共同運営委員長は、韓国での運動状況について報告した。安委員長は未来を築くために過去を正しく知らなければならず、韓日が共通の歴史認識をもつためには「つくる会」教科書を一冊も採択させてはならないと訴えた。教科書運動本部は日本各地へ人員を派遣して、地域の団体とともに不採択運動を展開する。

 安共同運営委員長は集会に先立って実行委員会代表らと、「つくる会」教科書の採択の危険が高まっている和歌山県田辺市の教育委員会などへ不採択要請行動を行った。


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