民族時報 第1047号(04.10.11)


【記事1】震災10年「オモニへの手紙」朗読も

    第8回統一マダン神戸に5千人

 第八回統一マダン神戸が三日、「出会いが理解を!理解が平和を!」をスローガンにJR新長田駅前広場で、地域の同胞と日本人ら約五千人が参加して開かれた。主催は韓統連兵庫本部、韓青兵庫県本部と在日同胞、日本人有志らでつくる同実行委員会。

 韓青兵庫メンバーのサムルノリで幕を開けたマダンでは、テコンドーの演舞、韓国民謡、朝鮮舞踊のほか、沖縄のエイサー、中国の獅子舞と武術の演舞など多彩な演目が発表された。参加者からは「さまざまな人びとがともに生きる活気あふれるマダンだ」との声が聞かれた。

 また、阪神大震災十年を前に、震災で亡くなった在日一世のオモニの悲しみと、オモニの願いでもあった祖国統一を重ねた詩「オモニへの手紙」が朗読されると、会場は大きな感動につつまれた。

 フィナーレではすべての人がひとつになり、統一を実現しようと「統一大プンムル」を展開し、民族楽器をかかえた七十人以上の大プンムル隊が会場をかけ抜け、雰囲気は最高潮に達した。参加者ら一つの大きな輪になって踊りひとつになった。

 一方、会場では震災関連などさまざまな展示が行われたが、韓青兵庫の韓統連故国訪問事業、国家保安法問題、米国の世界戦略、朝米・朝日関係などを写真や資料、データなどで示したコーナーはとくに注目を集めた。また、韓国料理をはじめ沖縄、インド、タイ、スリランカなどの民族料理の屋台が軒を並べ、多くの人びとが舌鼓をうった。

 実行委員長の崔孝行・韓統連兵庫本部副代表は「今回のマダンは多くの人びとの助力で大成功を収めた。故国訪問事業の一週間前に行われた統一マダンについて国内の人々へのみやげ話として持っていけるのは誇らしい限りだ」と述べた。


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