民族時報 第1041号(04.08.01)


【トップ】海と高原で多彩に、統一時代の活動討論

    韓青、東西で夏期講習会開く

 在日韓国青年同盟(韓青・李政秀委員長)は第三十八回サマーキャンプ(韓青全国統一夏期講習会)を七月十七日から十九日まで三日間、東日本(東京、神奈川、愛知、三重の各本部)と西日本(京都、大阪、兵庫、広島の各本部)でそれぞれ開いた。各地から参加した同胞青年らは、「向き合おう!仲間たちと、感じよう!民族文化を、見つめよう!ウリ民族を」をテーマに、海や山の自然のなかで夏を満喫しながら、グループ別の企画やディスカッション、民族文化公演などを通して民族的な時間を過ごした。

 東日本のサマーキャンプは静岡県の相良サンビーチで行い、昼は海水浴や浜辺でレクリエーションを楽しみ、夜はキャンプファイヤーで夏の夜を満喫した。

 初日の夜は三つのグループに分かれ、「冬のソナタ」を在日風にアレンジした演劇や発題などで参加者の問題意識を喚起した。

 二日目には、李政秀委員長が「迫り来る統一時代と韓青(青年運動)の役割」をテーマに、朴明哲東京本部委員長が自身の活動経験をテーマに講演したほか、在日同胞有名人のビデオ上映などが参加者の関心をひいた。

 西日本のサマーキャンプは兵庫県ハチ高原で行った。開会式では、高銖春大阪府本部委員長が「同胞青年だけの三日間、遊ぶときはとことん遊び、学ぶときはとことん学び、一人一人が青年らしさを存分に発揮して充実したサマーキャンプをつくろう」と述べた。

 参加者らは、さわやかな山の空気のなかで、班ごとに課題を解決しながらゴールをめざす「統一オリエンテーリング」や肝だめしなどを楽しんだ。二日目の「民俗工芸体験」では、ペンイ(こま)、チャンスン(韓国固有の像)、ポジャギ(韓国風パッチワーク)づくりに挑戦し、幅広い民族文化に触れる機会となった。

 初日の夜には、高委員長が「ともに民族的に生きよう〜二十一世紀に羽ばたく在日韓国人〜」をテーマに講演し、在日同胞や祖国の状況を解説して今後の在日韓国人の可能性について語った。二日目の午前中には、外国人登録や民族教育の問題について考える「ここがヘンだよ日本社会」(Aグループ)や、「六・一五ウリ民族大会」の成果や「二十一世紀の韓青のあり方」をテーマにした企画(Bグループ)を行った。

 東西とも、講演や企画の後にはそれぞれ班別討論を行い、民族的に生きることの意味や韓青活動と自身の生き方について活発に討論した。

 また二日目の夜にはメインの「韓青文化マダン」を行い、サムルノリや鳳山タルチュムなどの民族文化のほか、反戦平和をテーマにしたノレアンサンブルや演劇・安重根など多彩な文化を披露した。各班の寸劇発表では、班員らが討論を通じて感じたことを笑いを交えながら表現豊かに訴えた。最後にプンムル(農楽)が登場すると会場の熱気はより一層高まり、参加者全員が一体となって踊って「韓国人の自分」を喜びいっぱいに表現した。

 最終日の閉会式やバーベキュー大会で、参加者らは「韓国人でよかった。来年も参加したい」「在日同胞の悩みや考えを仲間と話し合い、共有・共感できて良かった」「今後の自分の生き方にとって一歩前進の場となった」など口々に感想や抱負を語った。


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