民族時報 第1040号(04.07.11)


【トップ記事】連日、汎国民大会開催

    イラク派兵撤回要求、全国民的に拡散

 イラク抵抗勢力に拉致されて殺害された金鮮一氏を追悼する集会が三日、ソウル市内で行われた。参加者ら雨のなか、イラク追加派兵の中断と既存部隊の撤収を要求し、韓米同盟を口実に追加派兵を強行しようとする盧武鉉大統領の責任を厳しく追求した。これに先立って六月三十日には故金鮮一氏の葬儀が釜山で、金鮮一氏追悼キャンドルデモがソウルで開かれ、追加派兵などに反対した。

 台風の雨のなかで三日、イラク派兵反対非常国民行動(国民行動)はソウル市内の光化門キョボ文庫前で「派兵反対、真相究明、大統領謝罪、反対圧力糾弾七・三金鮮一汎国民追悼の日」集会を開き、一千五百人の市民が参加した。

鄭光勲・全国民衆連帯常任代表は開会辞で「われわれの言葉は国民の希望であり、キャンドルは第三世界すべての民衆のともし火だ」と主張し、参加者とともに「最後まで闘おう」「派兵を撤回せよ」「金鮮一氏を生き返らせ」などのスローガンを叫んだ。

昨年十一月にやはりイラクで殺害された金マンス氏の娘金ヨンジンさん(学生・二十歳)が登壇し、「再びこのようなことが起きると思って派兵反対を主張してきたが、政府は国民の声を無視した」と述べ、再度政府に派兵反対を望むと強調した。

二部の決議マダンでは映画人代表の朴チャンウク監督、俳優の宋グァンホ氏、ユ・ジテ氏、青年フィルムの李グァンス代表、環境運動の歌唱集団「ソルパラム」、ガンジー学校の子どもらが次々と壇上で演説や歌、パフォーマンス、合唱などを行って金鮮一氏の霊を慰めるとともに、追加派兵に反対した。

参加者らは最後に国民決議文を通して、@追加派兵の中断Aソヒ、チェマ既存部隊の即時撤収B金鮮一氏の死に対し盧武鉉大統領は責任を取ることC国民に生命の危機をもたらす韓米同盟の反対――などを要求し、「国民の力で、キャンドルの力で派兵を防ごう」と決議した。

この日、追悼集会が終了したのは午後十一時だったが、参加者らは一時、盧武鉉大統領の責任を追及して青瓦台にデモをしようとし、警察とにらみ合いが続いた。

これに先立って、故金鮮一氏の葬儀が六月三十日、釜山市のサジク室内体育館で開かれ、遺族と釜山市民のほか政界、官界、盧武鉉大統領の特使ら三千人が参加した。

まず故人の後輩として追悼辞を行ったイム・ポヘさん(二十四歳)は、最後に金鮮一氏が抵抗勢力の前で叫んだ「死にたくない、生きたいんだ」の言葉を叫んで、会場は涙の海に変わった。

遺族代表は「イラクに向かって全世界に」との和解メッセージを朗読し、「(中略)だが、鮮一は死んだのではありません。(中略)鮮一が死ぬまであなた方を愛したように、われらはあなた方を許します。(中略)イラクを許します。あなた方を愛します」と終えると、会場は厳粛な空気に包まれた。

同日夜、ソウルのキョボ文庫前で「金鮮一追悼・派兵撤回・米国の欺まん的イラク民政移譲批判・汎国民大会」が開かれ、約一万人の市民が参加した。この大会には開かれたウリ党、ハンナラ党、民主労働党、民主党の国会議員が参加して、次々に追加派兵反対と既存部隊の撤収を主張した。


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