【声明1】
韓統連訪問団の到着声明
私たちを歓迎し出迎えてくださった尊敬する国民のみなさん。本当にうれしいです。韓統連の故国訪問団です。韓統連の結成後、初めて夢にまで見た故国の地を踏むことができ、どのように表現すればよいのか、わからないほどに感慨無量です。今回の故国訪問を快諾してくださった盧武鉉大統領をはじめ関係当局に心から感謝を申し上げます。また、私たちの故郷訪問を実現させるために、ありとあらゆる努力をしてくださった「海外民主人士の名誉回復と帰国保障のための汎国民推進委員会」の先生方、そしてわたしたちに深い関心を持ってくださった国民のみなさんに深く感謝申し上げます。
私たちは日本で暮らしていますが、檀君民族の一員として、また大韓民国の国民の一人としての矜(きょう)持を胸に、韓国民としての自負心を片時も忘れたことがありません。私たちは、わが国とわが民族を熱く愛し、その愛を全身で実践することが最も美しく貴い人生との信念で生きてきました。私たちが日本に暮らしながら、微力ながらも自主・民主・統一運動を展開してきたのも、このような信念によるものです。今回の私たちの訪問が、海外同胞と国内同胞間の民族的紐帯(ちゅうたい)を強め、ひいては全民族の和解と団結に寄与できるならば、これ以上の喜びはありません。
わが民族は、二十世紀初めの国権喪失から一世紀にわたる受難の時代を生きてきました。いまやその汚辱の受難史に終止符を打って、明るい未来の新時代を開いていかなければなりません。そのためには、分断されているわが祖国を一日も早くひとつにしなければなりません。その道は、統一の里程標である六・一五南北共同宣言を誠実に実現していくことであり、そうすれば必ずその日がやってくると確信します。
インドの詩聖タゴールは、今世紀初頭にわが国を指して「東方の灯台」だと礼賛したことがあります。わが七千万同胞が心をひとつにして統一祖国を実現すれば、東方の灯台は「世界の灯台」となって、全人類を新しい文明の光で照らすことでしょう。
故張俊河先生は「民族の道」という本で、愚かな先祖にならないために、という言葉を残されましたが、私たち韓統連はこう言いたいと思います。私たちの子孫が、われわれの先祖はみなが熱烈な愛国者だったと誇れるよう、私たちみなが本当に祖国を愛する愛国者になろう、と。
最後に、今回の台風で貴重な命を失われた方々に哀悼の意を表します。そして、被害にあわれた国民のみなさんに慰労を申し上げます。述べたいことはたくさんありますが、これで到着あいさつを終えようと思います。尊敬するすべての国民のみなさまに、もう一度感謝を申し上げます。
本当にありがとうございます。
二〇〇三年九月十九日
在日韓国民主統一連合