<韓統連声明>ブッシュ政権のイラク侵攻と韓日両政府の追従を糾弾する
<声明>ブッシュ政権のイラク侵攻と韓日両政府の追従を糾弾する
1.ブッシュ政権のイラク攻撃は不道徳な帝国主義侵略である
人類史上空前の反戦平和の叫びと闘い、そして国連安全保障理事会の15か国中、11か国の「武力行使反対、査察継続」の要求を踏みにじって、ついにブッシュ政権はイラクへの攻撃を開始した。
フセイン政権による差し迫った脅威もなく、反対に国連査察団による大量破壊兵器の武装解除も進展しつつあった状況下で、最新鋭の大量破壊兵器と、場合によっては核兵器投入を示唆する一方的な武力行使は、国際法を無視したイラク民衆への「なぶり殺しの大量虐殺」にほかならない。
そのうえブッシュ大統領は、イラクを軍事占領して「民主化」し、ひいては「中東全体を民主化する」とも公言した。それは世界第2位の埋蔵量を誇るイラクの石油資源のみならず、世界全体を思いのままにしようと始められたこの攻撃の、帝国主義的本質を雄弁に物語っている。
この暴走を放置するなら、ブッシュ政権による一方的な軍事攻撃は、朝鮮半島へ飛び火し、さらに世界へと拡散していくのは火を見るよりも明らかである。
われわれは、自国の利益のために他の民族の生存を脅かす不道徳きわまりないブッシュ政権の武力攻撃を満腔の怒りで糾弾し、一方的な攻撃を即時中止することを要求する。
2.戦争を支持する国が平和を手にすることはできない
日本の小泉政権は、80%の日本国民が反対するブッシュ政権の侵略攻撃を、「北朝鮮問題」に対処するためには「米日同盟」が優先するとして支持を表明した。また盧武鉉政権も韓国国民の攻撃反対の声に耳をふさいで、「北朝鮮核問題」をうんぬんして攻撃を支持し、工兵隊や医療支援チームを派遣すると明らかにした。われわれは両政府のイラク攻撃支持・支援を厳しく糾弾し、即時撤回するよう要求する。
両政府が支持・支援の口実にした「北朝鮮問題」は、わずか2年前のクリントン前政権末期、国交正常化直前にまで改善していた朝米関係が、ブッシュ政権の対北敵視政策によって悪化させられた結果生まれた「問題」である。
ブッシュ政権による北東アジアでの戦争を防ぎ、「北朝鮮問題」を平和的に解決しようとするなら、必ず北朝鮮にも適用される「武力による武装解除」とブッシュ流の「民主化論理」を支持するのではなく、ブッシュ政権をいさめ、その暴走を止めることから始めなければならない。
他国の民衆の血で、自国の平和が保証できるはずもない。平和を望むなら、徹頭徹尾平和の立場に立つべきである。両国政府は攻撃を支持するのではなく、ブッシュ政権に北朝鮮との直接対話に乗り出し、朝米間のこれまでの合意を生かして、不可侵条約の締結など対話で問題解決するよう説得すべきだ。
われわれはブッシュ政権のイラク攻撃に一点の正当性もないことを再度確認し、イラク民衆の苦難に心を寄せながら、世界の反戦平和勢力と連帯して、攻撃を中断させるため、全力で継続して闘争していくだろう。
2003年 3月 20日
在日韓国民主統一連合
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