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韓統連 最新情報2010.02.04

更 新 日:2010年02月04日(木)

最新号 第1175号を掲載しました

[Japanese] [Korean]

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 NAME  中央本部    DATE  2010.02.04 - 18:53
2010年新年会を盛大に開く(10.02.01)

 韓統連各地で 韓青50周年行事へ拍車

 「韓国併合」百年、四月革命五十周年(韓青結成五十周年)、六・一五共同宣言発表十周年の重要な節目の年を迎え、韓統連(孫亨根議長)は東京、東海(愛知、三重)、大阪など各本部で新年会を開き、会員をはじめ韓青、民主女性会、学生協など会員団体のメンバーが多数参加した。参加者らは今年を朝鮮半島情勢にとって大きな転換の年にするとの決意を共有、新たな運動のスタートを切った。

 東京本部(梁炳龍代表委員)は一月十七日、台東区上野で「東京地域同胞 新年の集い」を開いた。会場には、中央本部や東京本部の幹部や会員をはじめ、会員団体の韓青、民主女性会、学生協のメンバーらが多数参加した。

 梁代表委員は「『韓国併合』百年、韓青結成五十周年を迎える重要な年に、団結した力を発揮して統一運動に一層まい進しよう」とあいさつした。

 孫議長は「自主・自立の姿勢を堅持して駐韓米軍を撤収させ、六・一五共同宣言を否定する李明博政権を追いつめる闘いを力強く展開しよう」とあいさつし、「組織の団結を強化して時代を切り開く組織にしなければならない」と強調した。そのうえで「今年は何をおいても、韓青結成五十周年記念行事を一大行事にするために組織を挙げて最大の努力をする」と明らかにした。慎忠義顧問(中央本部監査委員長)の乾杯音頭のあと、参加者らは歓談しながら今年の抱負や決意などを語り合った。


 この後、韓青東京本部の徐崇委員長、同中央本部の朴明哲文教部長、民主女性会東京の申久江事務局員がそれぞれあいさつし、韓統連の会員団体として固く団結して韓青五十周年記念祝賀会を成功させ、祖国統一実現への大きな一歩にしたいと語った。

 韓青足立や荒川、葛飾など支部紹介の後、韓青東京本部のメンバーがサムルノリを披露し、熱い拍手を受けた。

 最後に、民主女性会の金知栄会長があいさつし、閉会した。

 この日、韓統連東海協議会も三重県四日市市で新年会を開き、韓統連愛知、三重本部の幹部、会員をはじめ、韓青愛知、三重本部、民主女性会東海のメンバーらが詰めかけた。

 金相祚・三重本部代表委員はあいさつで、「今年は重要な節目の年であり、団結して力強く闘おう」と呼びかけた。この後、歓談しながらゲームなどを楽しんだ。

 趙基峰・愛知本部代表委員が「在日同胞の解放は統一を実現することによって可能だ。今年は一層団結して自主・民主・統一運動を展開し、統一の決定的な転機にしよう」と閉会あいさつした。

 韓統連大阪本部も同十一日、大阪市内で新年会を開いた。兵庫本部は同三十一日に開く。
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 NAME  中央本部    DATE  2010.02.04 - 18:52
【主張】「韓国併合」100年に際して@ 「朝鮮停滞論」に反対する(10.02.01)
 今年は「韓国併合」百年を迎える年である。本紙は三回にわたって特別企画「『韓国併合』百年に際して」を連載する。第一回は「『朝鮮停滞論』に反論する」。第二回「自主権確立をめざして」、第三回「日本の歴史認識を問い、今後の百年を展望する」を予定している。

 今年は日帝が朝鮮を武力で強制占領し、国権をさん奪した「韓国併合」から百年目を迎える。

 「東湖先生は「愛国論」で「民族にとって望ましい一切のもの、すなわち民族の栄誉、民族の繁栄は、ただ民族の自決にもとづき、それを最後まで堅持してこそ守られ、育てられるものである」と述べている。「民族の自決の権利」は民族自主権と同義であり、民族自主権が確立されていない民族には自主権の実現がすべてに優先する。そのような観点から百年目の意味を考えてみる。

 日本では百年の節目を意識してか、昨年末からNHKで司馬遼太郎原作の連続ドラマ「坂の上の雲」が放映されている。ドラマは朝鮮の犠牲のうえに成り立った「明治の栄光」を描こうとしているが、日本の朝鮮侵略を正当化する根拠になっているのは、司馬氏の持論でもある「朝鮮停滞論」である。

 韓国併合のとき、東京朝日新聞は論説で「新羅高麗朝鮮などというものは、国家の笑うべきニセモノである。このようなニセモノが隣りにあったということは、わが日本人の恥である」と書いた。この論説に象徴されているように、「朝鮮停滞論」とは朝鮮民族は自ら近代化する能力のない民族なので、日本が朝鮮を支配、保護しなければならないという論理である。この論理はわが民族の自主権を根本的に否定するものにほかならない。

 社会変革において、それを成し遂げるために最も重要な要素は主体力量である。はたして、わが民族は近代史で自己の運命を自ら切り開くだけの能力と意志がなかったのか。この問いが朝鮮近代史だけでなく、統一を実現しようとするわが民族の闘争を展望するうえでも重大な問題を投げかけているがゆえに、われわれは日本人の間違った朝鮮観の基底にある「朝鮮停滞論」に対して明確に反証しなければならないと考える。

 十九世紀中盤から朝鮮では平安道農民戦争や晋州農民戦争など封建社会の搾取と身分制度に反対する農民の戦いが頻発し、その戦いの規模も徐々に大規模なものに発展していくなかで朝鮮の封建体制は根底から揺らぎはじめた。米仏など西欧列強の朝鮮に対する侵略が本格化したのは、まさにそのころだった。米シャーマン号事件に象徴されるように、朝鮮の軍と民衆は団結して当初はこれを撃退した。しかし朝鮮王朝内で大院君の影響力が後退するや、日本が雲揚号事件を契機に強力な軍事力を背景に朝鮮を開国させ、それにつづいて朝鮮は西欧列強に門戸を開放した。開国を機に朝鮮半島はその覇権をめぐって西欧列強と日帝がしのぎをけずる角逐場となった。さらに朝鮮に対する宗主権を主張する清もその覇権争いに加わった。

 二十世紀を目前にして、朝鮮には外に向かって外勢の侵略に反対して民族の自主権を守る闘いが、内に向かっては封建制を打倒して市民社会を実現するための闘いが、まさに「歴史の意志」として要請されたのである。実際に、この激動期にわが民族の存亡をかけた闘争は様々に展開されたが、そのなかでの象徴的な闘いが金玉均率いる甲申事変と全?準が指導した甲午農民戦争だった。

 一八八四年の甲申事変は封建守旧勢力を打倒して市民革命をめざす若い両班エリートたちの決死の挑戦であったが、革命を支える軍事力がぜい弱であったために清軍の干渉の前に惜しくも敗北した。

 甲申事変の十年後に起こった甲午農民戦争は反外勢、封建制度打倒の朝鮮民衆の怒とうのような闘いだった。ソウルに向かおうとする農民軍を前に官軍は敗走を重ねるだけだった。封建体制を打倒し、平等社会の実現をめざした数十万人の農民軍を直接、皆殺し式に武力鎮圧したのは朝鮮半島に侵入していた日本軍だった。農民の犠牲者は三万人にのぼる。「朝鮮停滞論」は間違いであり、朝鮮の自主的な変革の動きを軍事力で抑え込んだのは日本である。

 こうして十九世紀後半から連綿と続けられてきた朝鮮での民族自主権確立と市民革命を目指したし烈な闘争はいったん挫折した。重要なのは、われわれの祖先たちが司馬氏の言うように何の問題意識を持たずにのんきに暮らしていたわけではなく、それとは正反対に自ら救国の信念で生命さえもかけた挙族的な闘いに立ち上がったという事実である。

 近代史で朝鮮民族の自ら社会を発展させる自主的な闘争は相当な力量だった。朝鮮はその内部で封建体制を打破し、近代国家を建設する自らの闘争を決定的なところまで強めた。しかしその政治勢力が政権を樹立する直前に、清国と日本、とりわけ日本の軍事侵略を受けて闘いがいったん挫折した、ということだ。また、その闘いが終わったのではなく植民地時代には民族解放運動として継承され、発展強化されていく。

 日清、日露戦争を通じて朝鮮の覇権を確立した日本は朝鮮を一九一〇年に植民地とし、朝鮮民衆はすべての自由を奪われることとなった。

 一九一〇年以降から一九四五年までの三十六年間は民族解放、すなわち日帝に奪われた自主権の回復が社会変革運動のすべてに最優先する闘争課題となった。日帝時代は民族解放なくして何もなしえなかった時代であり、民衆は内外で妥協のない民族解放運動をねばり強く展開した。

 三・一運動、元山ゼネスト、抗日パルチザン、上海臨時政府の闘いなどねばり強い朝鮮民衆の民族解放運動が八・一五解放につながったと考える。自主権を確立しようとする闘争はいったん勝利したが、わが民族は新たな試練に直面することになる。
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 NAME  中央本部    DATE  2010.02.04 - 18:51
韓統連・会員団体関連(10.02.01)

 各地で成人祝賀会

 韓青・学生協 伝統儀式で行う

 在日韓国青年同盟(韓青、文世賢委員長)と在日韓国人学生協議会(学生協、韓成祐会長)は、各地で成人祝賀会と新年会を開催した。

 韓青関東地方協議会は、一月十日に都内で「在日コリアン青年学生新年会」を開催した。韓青神奈川県本部の金承民委員長は「歴史的な契機性が多い二〇一〇年、特に韓青結成五十周年を迎える今年を、在日同胞青年として新たな歴史をきり開いていく一年としよう」とあいさつし、黄英治・韓統連中央組織局長が祝辞をおこなった。

 一月十七日には、韓青中部地方協議会が四日市市内で、韓統連愛知、韓統連三重、民主女性会東海のメンバーらとともに「成人祝賀会&新年会」を盛大に開き、民族的な雰囲気の中で新成人を祝賀した。

 また同じ日、韓青近畿地方協議会と学生協が大阪市内で「成人祝賀会&新年会」を開き、「伝統成年式」という韓国の伝統的な成人の儀式を模した企画を行ない、新成人の男性は冠を、女性はかんざしを挿し、成人として、韓国人としての誓いを堂々と宣言した。


 各地の成人式では、先輩から祝賀と激励の言葉があり、成人者は今後の抱負を熱く語った。また、交流企画などで楽しく新年のスタートをきった。

 都内で韓日懇談会

 「併合」100年 運動課題を確認

 韓統連は一月二十三日、都内の在日本韓国YMCAアジア青少年センターで韓日新春懇談会を開き、韓国良心囚を支援する会全国会議(全国会議)、日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)、「韓国併合」百年―真の和解・平和・友好を求める二〇一〇年運動(二〇一〇年運動)の関係者らと懇談した。韓統連からは孫亨根議長、宋世一副議長、朴南仁副事務総長兼国際局長、李政秀組織局次長が参加した。

 懇談会では、孫議長が韓日民衆連帯運動の伝統と成果を強調しながら、「今年の運動でも、連帯を強めてともに歩んでいきたい」とあいさつした。全国会議の渡辺一夫代表が連帯運動にかかわるようになった経緯を振り返りながら、「今年は『韓国併合』百年など節目の年だ。歴史認識を深め韓統連と連帯して歴史清算と日朝国交正常化を実現していく」とあいさつした。

 宋世一副議長と日韓ネットの渡辺健樹共同代表がそれぞれ今年の情勢展望と運動課題について報告し、朝鮮半島の平和実現、「韓国併合」百年―歴史清算・朝日国交正常化など共通の運動課題に連帯して取り組むことを確認した。この後、懇親会を持ち親ぼくと交流を深めた。

 韓統連中央幹部ら、歴代議長の墓参り

 韓統連、韓青の中央本部役員らは一月六日、千葉県にある韓民統(韓統連の前身)の故金載華先生(八七年逝去)と故「東湖先生(八九年逝去)の墓参りをした。役員らは昨年の運動の成果と今年の決意を両先生の墓前に報告した。

 この日、故金先生の墓前には末娘の金由美氏も訪れ、ともに拝礼した。故金先生は民団創立に参画し、中央本部団長を八期歴任。六一年には朴正煕の軍事クーデターに反対して民団正常化有志懇談会(有志懇)の結成に携わった。維新クーデター後、日本に亡命中の金大中前大統領らとともに韓民統を結成、金前大統領が拉致されて以後、八〇年まで議長代行、八三年まで議長を務めた。

 故「先生は五一年から金載華団長のもとで事務総長、副団長を歴任し、有志懇談会に参画した。七七年には民主民族統一韓国人連合(韓民連)の結成に尽力し、同中央執行委員長、八三年に韓民統議長に就任した。
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スノーフェスティバル2010

韓青の冬の風物詩、冬期講習会「スノーフェスティバル」の季節がやってきました!今回でなんと46回目です。日本全国から同胞の仲間たちが集まり、スキー・スノーボードにゲームと民族文化を満喫!同世代の仲間たちと「在日韓国人である自分」を見つめあい、語り合える韓青のスノーフェスティバル。同胞青年のみなさまのご参加を、こころよりお待ちしております。。。

韓青の冬の風物詩、冬期講習会「スノーフェスティバル」の季節がやってきました!今回でなんと46回目です。日本全国から同胞の仲間たちが集まり、スキー・スノーボードにゲームと民族文化を満喫!同世代の仲間たちと「在日韓国人である自分」を見つめあい、語り合える韓青のスノーフェスティバル。同胞青年のみなさまのご参加を、こころよりお待ちしております。。。

日程:2010 年2月19日(金)〜21日(日)sf10.gif
 ※18日(木)の深夜出発
場所:長野県 北志賀高原 宿泊先−シャレー竜王
費用:一般/28000円 高校生/23000円
 (盟員は1,000円割り引き) 
内容:スキー・スノーボード、グループディスカッション、
    民族文化マダン など。

【お問い合わせ、お申し込み】
Tel :0120-734-101(フリーダイヤル)
Mail:chuo@han-chung.com まで。

 NAME  中央本部    DATE  2010.02.04 - 18:44
韓日各界人士の新年辞(10.02.01)
 日朝の和解と友好の年に

 清水澄子(アイ女性会儀常任顧問、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会代表) 

 今年は「韓国併合」百年、新たな決意で新年のごあいさつを申し上げます。

 昨年は盧武鉉、金大中前大統領が相次いで逝去され、その功績に希望をつないでいた世界の人々が深い悲しみに包まれました。とりわけ金大中前大統領とともに韓国の民主化と祖国の統一をめざして闘ってこられた韓統連の皆さんが、その悲しみを乗り越えて、先達の遺志を引き継ぐ決意を表明されたことに、私たちは心より敬意を表します。だが残念なことに李明博政権は、民主主義の深化と南北の和解と統一に道を開いてきた前大統領二人の努力と政策に背を向け、さらには韓統連の活動に不当な圧力を加えるなど、反民主的、反民族的な政策を強めています。

 しかし世界の流れは「対話と協調」の時代であり、この歴史の流れを押し止めることはできません。とくに東北アジアの平和は、冷戦から一日も早く脱皮することであり、朝鮮半島を植民地として支配した日本の過去の歴史を清算することです。「韓国併合」百年の今年こそ、歴史認識を新たにするべく学習を強めながら、日韓、日朝の真の和解と友好を築くための連帯運動を強めていきましょう。

 そのために二〇一〇年にあたっての日本の反省と意志を表明し、鳩山政権に対して「日朝ピョンヤン宣言」を基本にした「日朝基本条約」を締結し、日朝国交正常化を促進すること、東北アジアの非核化と平和への創造に積極的な政策と行動を示すことを第一歩として、東アジア共同体の創設を目指すよう働きかけていきましょう。

 韓統連がより発展されることを祈念いたします。


 日朝基本条約から交流・友好の時代へ

 石坂浩一(日朝国交正常化を求める連絡会 事務局長)


 私たち連絡会が二〇〇八年七月に発足してから早くも一年半がたちました。この間、オバマ政権発足で米朝関係の進展が期待されたにもかかわらず、北朝鮮の第二回核実験をはじめ二〇〇九年は多難な一年となってしまいました。朝鮮半島の平和定着と非核化への歩みは、まだはっきりと前が見えない段階にとどまっています。

 しかし、二〇〇九年に日本では政権交代が実現、鳩山新政権が発足しました。オバマ政権の朝鮮半島政策も少しずつ動き始めているようです。よく知られているように、今年二〇一〇年は日本が朝鮮半島を植民地化してからちょうど百年目にあたります。この歴史的に重要な節目の年に、日朝関係の決定的前進をかち取り、日本人の歴史的責任を果たすとともに、東北アジアの平和に貢献することは、連絡会発足当初から掲げてきた課題です。私たち連絡会では二〇一〇年のうちに日朝基本条約を締結し、国交正常化と一層の交流・協力に道を開くとともに、日朝間の諸懸案を国交正常化交渉の過程で解決していくことを訴えています。今年はさまざまな意味で正念場のときです。ともにがんばりましょう。


 自主・民主・統一の闘い支持

 組坂繁之(部落解放同盟中央執行委員長)


 新しい年を迎えるにあたり、韓統連の皆様方の活動にあらためて敬意を表します。昨年は、李明博政権の南北対決政策のもとで、南北の民族和解と韓国の民主主義が大きな困難に直面する一方、米国でのオバマ大統領の誕生、日本での政権交代が実現するなかで、日米韓をとりまく状況が大きく変化し、朝鮮半島をめぐるさまざまな課題への解決が、対話と協調を基調にした方向に大きく転換しつつあります。新政権はこれまでの朝鮮敵視政策をあらため、六か国協議促進など朝鮮半島とアジアの平和に大きく貢献する役割を果たすことが重要です。

 さらに本年は「韓国併合条約百年」の年です。私たちは、過去の歴史を正しく総括することが、日韓民衆連帯の未来にむけた出発点であり、相互尊重と相互理解をもとにした朝鮮半島やアジア諸国との友好連帯を実現する原点であると確信しています。

 私たちは、部落差別撤廃と「人権侵害救済法」の早期制定をはじめ、あらゆる差別の撤廃と人権・平和の確立をめざすとともに、韓統連がすすめる自主・民主・統一の闘いを支持し、日韓民衆連帯の活動をさらに大きく前進させていく取り組みをすすめていきたいと思います。


 日朝の国交正常化に努力

 福山真劫(フォーラム平和・人権・環境事務局長)


 朝鮮半島の自主的平和統一と朝鮮半島と日本の関係正常化をめざして奮闘している皆さんに心から敬意を表します。

 二〇〇九年は、時代が大きく変化した年です。戦後一貫して日本の政治権力を担ってきた保守・自民党を中心とする政権が「総選挙」で敗北し、民主・社民・国民新党の三党による連立政権が誕生しました。時代は、変化と東北アジアの平和の確立と日朝国交正常化を求めています。この年が歴史に残る年になるかどうかは、連立政権の二〇一〇年の奮闘にかかっています。私たちも支援し、なんとしても「過去の清算」、朝鮮民主主義人民共和国との国交正常化、東北アジア非核地帯化の実現に向け、大きく前進をかち取らなければならないと考えます。

 三党連立政権合意書の中に、「東アジア共同体の構築」とあり、鳩山首相も第六十四回国連総会一般討論演説で「東アジア共同体の構築」を打ち出しました。政権としてその具体化が求められています。

 私たちは、外交上最大の懸案である「日朝国交正常化の実現」を政府に求めるために、二〇〇八年七月、全国組織である「東北アジアに非核・平和の確立を!日朝国交正常化を求める連絡会議」を発足させました。そして朝鮮植民地化百年である二〇一〇年を契機に、「日朝基本条約」の締結を求めて運動を開始しています。全国から大きな運動をつくりあげ、新しい時代を切り開きたいものです。ともにがんばりましょう。


 対北朝鮮制裁の即時中止を

 有元幹明(日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪共同代表)


 二〇一〇年の新年にあたり、今年こそ北東アジアに平和な環境が現出することを願い、そのために「闘う」決意を固めています。

 昨年二〇〇九年、日本では無血革命ともいえる「政権交代」が起こりました。

 明治に政府ができて以降、太政官制度など「官」による上からの権力政治が終えんし、「民」が主となる政治へと体制が変わったことは歴史的な出来事として記録されることでしょう。目下、新政権は旧態の改革に取り組んでいますが、政権を明け渡した側と保守系メディアは新体制への非難(批判でなく)に躍起になっています。

 経済の不況が深刻な中の予算編成、在日米軍基地問題で「政権」のあるべき方向を打ち出す余裕がないようですが、私たちは長い目で見守り支えていかなければならないと考えています。

 さて、私たち「日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪」は政権交代直後の昨年九月十七日、近畿の仲間と「日朝ピョンヤン宣言七周年近畿のつどい」を六百余名で成功させ、その集会決議を持って十月、新政権に対して対朝鮮制裁を直ちに中止し、国交正常化を誠意をもって行い、朝鮮半島の非核化のため役割を果たすよう要請行動を取り組みました。

 新しい政権が自公政権とは違う誠意ある、実効性のある対朝鮮政策を打ち出すよう引き続き粘り強く働きかけていこうと決意しています。

 ひるがえって、韓国では李明博反動政権が軍事政権時と同じような民衆弾圧を繰り広げ、時間が巻き戻された状況だと聞き及びます。

 昨年末、米国の北朝鮮政策担当特別代表ボズワース氏が訪朝し、一年余ぶりに朝米高位級会談がもたれましたが、クリントン米国務長官が「予備対話としては相当に肯定的だった」というほどで、平和協定締結と関係正常化、経済及びエネルギー協力、朝鮮半島非核化など幅広い問題を長時間虚心たん懐に論議し、「よいスタートだ」(米広報担当次官補)という発言にも相互理解が深まったことが理解できます。私は新年の早い時期に具体的に事態が進展するように思います。

 日本がこの情勢を冷静に的確に分析できなければ、前政権の轍(てつ)を踏んでしまいます。世界で唯一国交がない日朝の関係を正常化することが北東アジアの平和にとって最も大切であり、喫緊の課題という認識で本年も大阪から大いに発信していきます。
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 NAME  中央本部    DATE  2010.02.04 - 18:42
【焦点】「進歩大連合」へ活発化/【資料】6・15共同宣言実践民族共同委員会報道文(10.02.01)

【焦点】「進歩大連合」へ活発化

5野党と市民団体 反MBで地方選準備

 韓国政治の上半期の最大焦点は、六月二日に投開票される統一地方選挙だ。この選挙では、ソウル、釜山などの七つ特別・広域市の市長、京畿道、慶尚南北道などの九つの道の知事、特別・広域議会議員、中小都市の市長と市議会議員らを選出する。その結果は、二〇一二年四月の国会議員総選挙と、十二月の大統領選挙に向けた政治地図を決定することになる。李明博(MB)政権と与党ハンナラ党は、任期五年の後半期の政局主導権を確保して、政権を再創出するために絶対に負けられない闘いと位置づけている。

 一方、自由先進党を除く五野政党と社会市民団体は、与党を敗北させて、南北対決政策や公安政治による民主主義の後退、金持ち優先の経済政策など、李政権の暴走に歯止めをかけ、総選挙、大統領選挙に勝利できる態勢を確保しようとしている。

 国内では、改革と進歩を掲げた市民社会団体が野党の利害を公平に調整して、最大多数の反李・反ハンナラ党連帯を構成できれば、与党を敗北させることは不可能ではない、との評価が一般的だ。

 こうした声を背景に、民主党、民主労働党、進歩新党、創造韓国党、国民参与党など五野党の代表と市民社会団体の元老らは、一月十二日に懇談会を開き、「六・二統一地方選挙全野党陣営連帯」のための議論を本格化することにした。また、五野党と選挙連帯を推進する市民社会組織の「希望と代案」「二〇一〇年連帯」「民主統合市民行動」「市民主権」の四団体が参加する「五+四実務協議」も公式に稼動した。

 懇談会後の発表文で参加者らは、「民主主義の後退を食い止め全国民の生活を保障するために野党五党が協力し、統一地方選挙への共同対応の可能性と条件について積極的に模索する」と明らかにした。丁世均・民主党代表は「李政権の絶対権力に対抗できる唯一の武器は統合と連帯だ。連帯に障害となる既得権があるならば民主党も果敢に捨てる」と述べた。

 しかし、連帯の方式をめぐっては、民主党中心の「民主大連合論」、民主党の既得権譲歩を求める「反MB連帯論」、進歩的な政策を強調する「進歩大連合論」などの立場があり、合意は不透明だ。これに関連しては、進歩陣営が中道保守野党連合に埋没してしまわないためにも、進歩政党を含む進歩陣営が団結して克服すべきだ、との指摘がなされている。

 いずれにせよ、国民は六・一五共同宣言と十・四宣言の履行と、李政権の悪政を変える信頼できる政治勢力の形成を求めている。これを肝に銘じるべきだろう。

【資料】6・15共同宣言実践民族共同委員会報道文

 10周年を民族共同で盛大に/6・15共同委員会の団結強化へ

 六・一五共同宣言実践民族共同委員会会議が二〇〇九年十二月十三日から十四日まで中国・瀋陽で開催された。会議には六・一五共同宣言実践南側委員会、北側委員会、海外測委員会の委員長らと各部門別団体の代表らが参加した。

 会議で、六・一五民族共同委員会は今年、わが民族どうし力を合わせ自主的に統一を実現し、平和と共同繁栄の新しい時代を開いていこうとする、同胞の統一運動を力強く推進してきたことついてともに総和した。

 特に、南北宣言が採択された六月十五日から十月四日までを「六・一五共同宣言と十・四宣言履行のための運動期間」と定め、この期間に南と北、海外で宣言履行のための多様な活動を展開し、南北宣言を履行・実践していく確固とした意志を内外に誇示したことについて高く評価した。

 会議では、歴史的な南北共同宣言の履行により、祖国統一の新しい局面を開いていくための問題を討議した。

 会議では、六・一五民族共同委員会が民族の和解と協力をはかり、民族共同の要求と利益を優先する方向で南北関係の発展を主導・推進していくことにした。

 また、同族間の不信と対決を助長するすべての行為に反対し、南北共同宣言の履行のための多方面にわたる接触と往来、対話と協力事業をさらに活性化し、自由な統一論議と活動を保障するために積極的に努力することを強調した。

 会議では、民間交流と対話が条件なしに持続し、南北共同宣言を支持する南と北、海外のすべての団体と人士がなんの差別もなしに参加し、民族の和解と共同繁栄の意義深い道をともにしなければならないと強調した。特に、今回の会議に南側の一部構成員が参加できなかったことについて、六・一五民族共同委員会は深い遺憾と憂慮を示した。

 これとともに、南北宣言を支持し祖国の平和と統一を望む内外のすべての政党、団体、人士との連帯と団結を強化し、全民族的な統一運動の連帯組織である六・一五民族共同委員会の団結を強化するための果敢で積極的な措置を取っていかなければならないということに意見を同じくした。

 六・一五民族共同委員会は、歴史的な六・一五共同宣言発表十周年を民族共同で盛大に記念することにし、このための実務接触を進行し、連帯活動を活性化し、二〇一〇年の歴史的な意味と主要な契機を統一運動の成熟と発展のための土台にしていくことにした。

 二〇〇九年十二月十四日

 六・一五共同宣言実践民族共同委員会
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影書房


2007年6月刊

http://www.kageshobo.co.jp/

  
黄英治(ファンヨンチ)
記憶の火葬
在日を生きる―いまは、かつての〈戦前〉の地で

かつての宗主国・日本の地で、旧植民地人である朝鮮人が生きるとはどういうことか――在日一世の父の死に臨み、その苦難の半生に思いを重ねつつ自己の存在をみつめた「労働者文学賞」受賞の表題小説のほか、日本社会に根を張り続ける民族差別の実態をリアルな生活実感から問うエッセイ、書評等を収録する。

四六判上製 286頁
定価 2800円+税
ISBN978-4-87714-370-1
                        

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