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6月15日から10月4日まで
民生・民主・平和・統一第2期100日間運動を開始
三月一日の代議員大会から、全国各地で「民生・民主・平和・統一のための百日間運動」を展開してきた韓統連(孫亨根議長)は六月十四日、在日韓国人中央大会で百日間運動を成果的に終えるとともに、第二期百日間運動を継続して展開することを確認し、スタートを切った。
第二期百日間運動は、@盧武鉉前大統領への追悼を契機に一層明らかになった反李明博の国民の声を背景に、国内の闘いと連携しながら民生・民主・平和・統一をさらに促進し実現するA韓統連に対する弾圧をはねのけ、自由往来権を守り抜く――ことを趣旨に、六月十五日から十月四日までを設定している。
内容として、各本部、会員団体が@八・一五記念の集いや統一マダンなどでのパンフレットや宣伝ビラを活用した宣伝活動A汎民連南側本部への弾圧に反対して拘束者の即時釈放を求めるメッセージ送付運動B六・一五日本地域委員会が呼びかけている統一旗への寄せ書きなどを期間中、集中的に展開する計画だ。また韓統連への弾圧に関して、対策委員会を組織する一方、韓国での裁判訴訟や国家人権委員会に提訴することなどを検討するとしている。
各本部、会員団体は同運動を全力で繰り広げることを確認しており、内外同胞と連帯して李明博政権を追い詰める構えだ。
【議長あいさつ】主権の侵害を座視できない/第2期100日間運動スタート
在日韓国人中央大会 孫亨根議長あいさつ
中央大会に駆けつけた同志のみなさん!
わが民族は現在、未曾有の危機にあり、民族の存亡の分岐点に身悶えています。この大激動期に、祖国と民族の命運を担う強い自覚をもってここに参集した全国の同志たちに、熱い連帯と感謝の言葉を送ります。
悠久五千年の歴史をふりかえると、わが国の人々が生きた道は大きく二つあったように思います。ひとつの道は、民族と民衆の利益が何であるかを良く知り、その利益を実現するために良心的に、かつ懸命に生き、そして妥協せずに闘った人々が歩んだ道です。このような尊敬に値する人々は、時には、民族と民衆の利益のために自己の生命も犠牲にしました。まさに愛国者が歩んだ道です。
もうひとつの道は、民族と民衆の利益は眼中になく、ひたすら自己の出世と利益のために卑屈に生きた人々の道です。このような人々は、時には自己の利益のために国と民族の利益を売り飛ばすことさえしました。これが反逆者の道です。
このような観点から、盧武鉉前大統領と李明博大統領を比べるならば、結論は明白です。盧前大統領は、祖国に正義を実現しようと、生涯にわたって誠実に生きました。一方、李大統領は民族の利益を損ない、民衆の生存権を奪い、平和を脅かしています。この反逆者は大国にへつらいながら同胞を疑い、憎悪し、抑えつけ、攻撃しています。
反逆者の報復によって愛国者が倒れたというのが、盧前大統領の死が持つ真の意味だと思います。「反逆が愛国を断罪し、祖国の運命をもてあそんでいる」と、「東湖先生が『愛国論』で指摘した事態が、いままた祖国で再現されたのです。
盧前大統領を死に追いやった者らを放置するならば、それだけ祖国の地に不正義をのさばらせることになります。われわれは「反逆が愛国を断罪する」ことを許さず、愛国が反逆を断罪する日を、一日も早く迎えなくてはなりません。われわれは李大統領をけっして許さないでしょう。
朝鮮半島の緊張が非常に高まっています。わたしは何よりも、民族の主権を認めない不公正な国際秩序のありかたに、激しい怒りを覚えます。日本をはじめ世界のいたるところで人工衛星が発射されているなかで、唯一、北朝鮮だけは発射するな、発射すれば制裁を科すとの論理は納得できるものではありません。米国などの大国は、北朝鮮の核実験を非難する前に、自らが所有している大量の核兵器とミサイルを、完全に廃棄する具体的な行動をとることを優先すべきです。わたしは民族の一員としてわが民族の主権が侵害されることを座視することができません。わたしが強調したいのは、民族の生命である主権が尊重されることが何よりも重要だということです。
米軍は実に半世紀以上の間、韓国軍の統帥権を握ったまま韓国に駐留し、しかも最新の高性能兵器で武装し、韓米同盟と米日同盟、すなわち三角軍事同盟体制で北朝鮮を圧迫、威かくしています。米軍の好戦的姿勢に対して北朝鮮が身構え警戒するのは当然です。米国が北朝鮮を侵略する意志がほんとうにないというなら、すみやかに北朝鮮との間で平和協定を締結して米軍を撤収しなければなりません。
明後日、ワシントンで韓米首脳会談が開催されます。そこで李明博大統領は韓国を守ってもらうためにオバマ大統領に核の傘の提供を求め、オバマ大統領はそれを受け入れるだろうと報道されています。
広島と長崎に原爆を投下しておきながら、広島と長崎の市民に一言も謝罪していない米国。朝鮮戦争のさなか、北の地・リチョンで、南の地・老斤里で良民を虐殺した米国。ベトナム、イラク、アフガニスタンで侵略戦争をほしいいままにした米国。その国がアジア人の尊厳と生命を守ってくれる保障はどこにあるのでしょうか。われわれは米国が朝鮮半島で核兵器を使用することを容認する韓米首脳会談に、断固反対しなければなりません。
わたしに対する国家情報院の押収捜索や、会員に対する旅券発給拒否など、李政権は韓統連にも弾圧の魔手を伸ばしています。韓統連の運動が反李明博戦線の重要な一翼を担っているからこそ、弾圧の矢を向けてきたのです。われわれは、一連の弾圧が情勢の発展のもとで避けられない試練だと認識し、運動をより一層強化することで不当な弾圧を克服していかなければなりません。
三月一日の代議員大会から今日まで全力で闘ってきた百日間運動によって多くの成果を収めました。とりわけ韓統連が反李明博運動を先駆的に実践したことは高く評価されるでしょう。
国内外で充満する反李明博の気運を土台に今日から十・四宣言の日までの百日間、民生・民主・平和・統一のための第二期百日間運動を開始することを、今日の韓統連中央執行委員会で決定しました。同志たちのいっそうの奮起を期待するところです。
ほとばしる愛国心をもち、同志的きずなで強く結ばれたわれわれの闘争は、必ず勝利します。
李大統領訪日反対で韓統連が声明を発表
韓統連(孫亨根議長)は六月二十五日、李明博大統領が二十八日に日帰りで訪日して麻生首相と韓日首脳会談を行うことに関連して、「李明博大統領の訪日に反対する」との声明を発表した。=声明全文は三面に掲載
声明は、「同族である北朝鮮に対する敵視と圧迫を、外部勢力と結託するだけでなく、その先頭で旗を振り、朝鮮半島での緊張と戦争をあおる李大統領の訪日に強く反対する」とし、「李大統領は、日本へ来るのではなく、強圧統治の方式を改め、対話で国政運営を行うことを宣言し、六・一五共同宣言と十・四共同宣言の固守と履行を内外に明らかにすべきだ」と主張した。
【声明】李明博大統領の訪日に反対する
李明博大統領は二十八日に日帰りで日本を訪問して、麻生首相と首脳会談を行い、両国間の懸案を議論するという。経済問題と韓日関係も議題となると報道されているが、李大統領の訪日目的は、先の訪米でオバマ政権と採択した、核の傘を含む拡大抑止と自由民主主義・市場経済での北朝鮮の吸収統一を宣言した「韓米同盟未来ビジョン」に続いて、日本政府と一歩踏み込んだ韓日共助体制を確認することにあることは明らかだ。
こうして李大統領は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)を包囲・圧迫して屈服を強要する韓米日共助体制の強化の、先導役を果たそうとしているのである。
われわれは、同族である北朝鮮に対する敵視と圧迫を、外部勢力と結託するだけでなく、その先頭で旗を振り、朝鮮半島での緊張と戦争をあおる李大統領の訪日に強く反対する。
現在の朝鮮半島非核化のための六者協議の崩壊と、朝鮮半島での一触即発の戦争前夜の状況は、盧武鉉前政権時代には想像もできなかったことである。
この状況をもたらしたのは、李大統領が、金大中・盧武鉉前政権の政策を全否定して、六・一五共同宣言と十・四宣言を誠実に履行せず、南北関係を最悪の状態にしてしまったからだ。そして、日本政府と手を組んで、六者協議の合意にない「核検証問題」を持ち出して、「行動対行動」の原則に基づく合意の履行を破たんさせたからである。
韓日関係についていうなら、両国間には、独島領有権問題や日本軍「慰安婦」問題などの歴史問題、韓国側の大幅な対日貿易赤字に見られる経済問題など、民族の利益を守り、互恵平等の友好関係を発展させるうえでの懸案が山積している。それにもかかわらず、日帰りで拙速に日本を訪問しようとするのは、李大統領にこうした課題を解決しようとする姿勢がないからだといわざるをえない。
いま李大統領には、最優先でなすべきことがある。それは海外へ出て外国の政府、要人に政権を支持してもらうことではない。なによりも、国民から国政運営を支持してもらうことである。
大多数の国民は、盧前大統領の逝去を契機に、李政権の統治が独裁的であることを、はっきりと悟った。民主労働党は、「李明博独裁政権退陣!」を国民にアピールした。最大野党の民主党は、財閥と保守言論による放送掌握のためのメディア関連法の強行処理に反対して、与党ハンナラ党の単独での国会召集を阻止するために、国会でろう城を開始している。
李大統領は、日本へ来るのではなく、まずは盧前大統領、龍山惨事、李政権のもとで無念に散華した犠牲者らの遺族のもとへ行くべきだ。そして、真しに謝罪すべきだ。これまでの一方的な強圧統治の方式を改め、野党と国民の声に耳を傾け、韓統連や国内の統一運動団体への公安弾圧を中止して、対話で国政運営を行うことを宣言し、六・一五共同宣言と十・四宣言の固守と履行を内外に明らかにすべきである。そうしてこそ、民主主義の危機、民生の危機、南北関係の危機という三大危機を、賢明な国民とともに、着実に克服することができるだろう。
しかし、李大統領が、外勢と結んで同族を圧迫し、内にはこれまで通りの強圧統治を行うなら、民主回復を求める「第二の六月抗争」が政権を退陣に追いやることを、韓国民衆史の教訓から、厳粛に警告しておく。
二〇〇九年六月二十五日
在日韓国民主統一連合
韓統連など、メッセージ送付運動を開始
汎民連弾圧の中止要求
李明博政権は悪名高い国家保安法を乱用し、国家情報院などの治安機関を総動員して、統一運動団体に対する公安弾圧を繰り広げている。六・一五共同宣言実践連帯の幹部に対する実刑判決と韓国青年団体協議会に対する利敵団体規定に続いて五月七日には、南北海外の三者連帯で統一運動を公開的に展開してきた祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部の李揆宰議長ら六人を連行し、六月二十四日には李議長ら三人が起訴された。
汎民連日本地域委員会の構成団体でもある韓統連では、汎民連南側本部に対する弾圧は、六・一五共同宣言と十・四宣言を否定し南北関係を不信と対決へと逆戻りさせた、李政権の反統一的な本質を如実に示すものだとし、李政権による汎民連南側本部に対する弾圧に反対し、李議長らの即時釈放を求めるメッセージを送る運動を展開中だ。
メッセージは韓統連で適宜まとめて、汎民連対応市民社会共同対策委員会に伝達することになっている。また、韓統連のホームページ(www.korea−htr.com)からメッセージ用紙をダウンロードして利用することもできる。韓統連では多くのメッセージ送付を呼びかけている。 |